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{{儒教}}
'''訓詁学'''(くんこがく)とは、[[中華人民共和国|中国]]の[[伝統]]的な[[言語学]]のうち、[[]][[意味]][[研究]]する分野をいう。とりわけ[[]]以前の[[古書]]に見られる[[古代語]]を研究した。その著作は[[古代]][[書籍]][[注釈]]する形のものと、語を集めて分類し語義を分析したもの(義書)がある。
 
==訓詁==
'''訓詁'''(くんこ)とは、古代の[[言語]]を解釈することである。もともとは「'''訓'''」や「'''詁'''」「'''故'''」とだけ使われていたが、後に「'''訓詁'''」「'''訓故'''」「'''詁訓'''」「'''故訓'''」などと使われた。日本語漢字の[[訓読み]]の「訓」もこれに由来する。
 
典型的には「A、B也」「A者B也」(AとはBという意味である)という形をとる。また一致する[[音声]]で解釈を施すものを「声訓」と呼び、古くから行われていた。「徳、得也」「政、正也」「仁、人也」といったものである。
 
==注疏の学==