「食器棚」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Ptbotgourou (会話 | 投稿記録)
m r2.6.5) (ロボットによる 変更: ksh:Shaaf
編集の要約なし
8行目:
以前は[[カップ]]や[[茶碗]]を入れるただの棚だったが、近代になると[[ドア]]が付くようになった。今では家庭に必要な家具として使われている。[[地震]]発生時には食器棚が大きな音をたて、巨大地震が発生した場合は倒れることもある。震度4で食器同士が音を立て、5強で棚の中のものが落ちるとされている([[震度]]参照)。
 
=== 鼠入らず ===
鼠入らず(ねずみいらず)は、日本の木製の食器用の戸棚である。
また、多くは食品の収納庫としても用いられ、中に収納された食品を鼠害から守るために[[ネズミ]]が中に侵入することができないように作られている。のちに用いられることは減じている。
 
多くの場合は、台所に置かれる。
 
大きさはさまざまであるが、幅2尺5寸ほど(77cmほど)ないし4尺ほど(121cmほど)、奥行1尺3寸ほど(40cmほど)、高さ4尺ほどのものを、上下に2つ重ねて用いられることが多い。
 
収納のために、ひきだしや引き違い戸(ガラスがはめられることが多い)が配置される。
多くの場合は、下の2段にはひきだし、上には引き違いの板戸、中央の右にはけんどん、その下に小ひきだし、中央左に腰付きの組子の引き違い戸である。
組子の内側には寒冷紗(かんれいしゃ)が張られ、これが冬には板戸に変えられる。のちに組子の内側には夏冬ともにガラスがはめ込まれる。
 
構造としては見掛け框組で、材料は前面はケヤキ、他の面はスギの四分板が多く、仕上げは高級品では漆塗り(ケヤキの摺漆塗、モミの春慶塗など)のものもあるが、一般的には着色蝋磨き仕上げである。
 
[[Category:家具|しよつきたな]]