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#ヨーロッパ語の東洋史の訳語 本稿で詳述
#[[東アジア]]の歴史 [[東アジア史]]を参照
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'''東洋史'''(とうようし)は[[東洋]]を広く扱った[[歴史]]であり[[東洋学]]の歴史分野のことである。ヨーロッパ語の「東洋史」(たとえば<small>英語</small> Oriental History)の訳語であり、現在の[[日本語]]の慣例ではおおむね[[マグリブ]]から[[日本]]にかけての[[北アフリカ]]、[[ユーラシア大陸]]および周辺諸島の歴史を扱う。
 
<!--==概説==-->
 
==日本における東洋史==
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しかしながらオリエンタリズム的問題点はあるが、日本での東洋史という広い枠組みは、各国史や狭い意味での[[地域研究]]へ集中しがちな研究者に広い視野を与えたことは積極的に評価できる。中国史を中心とする東洋史研究の訓練を受けつつ、西アジア・中央アジア方面に目を広げた[[前嶋信次]]、[[護雅夫]]らは、日本の中央アジア史やイスラーム研究の祖ともいえるべき存在となっている。このように日本の東洋史という枠組みは各国史に留まらない大きなスケールの歴史像の形成に貢献してきた。現在、日本が世界レベルの研究水準をもつ中央アジア史や[[モンゴル帝国史]]は、[[漢文]]史料と同時に[[ペルシア語]]や[[アラビア語]]史料を用いる必要があるが、これらの史料を同時に扱える研究者が輩出されたのも日本における東洋史の複合性が関与していることは明かである。
 
== 概史 ==
=== 古代 ===
[[画像:前漢.jpg|right|200px|thumb|前漢の最大版図]]
[[紀元前1600年]]頃に[[中国]]で[[殷]]が建国され、[[漢字]]と[[青銅器]]を用い始める。[[春秋時代]]には[[儒教]]を生み[[鉄器]]を用いた。
 
[[画像:Three Kingdoms of Korea Map.png|left|thumb|150px|朝鮮の三国時代]]
[[紀元前221年]]に[[秦]]の[[始皇帝]]が中国を統一すると、始皇帝は[[匈奴]]や北[[ベトナム]]に侵攻し更に版図を広げた。秦滅亡後の[[紀元前206年]]に建国された[[漢]]は、当初周辺を支配する国力を持たず、北ベトナムを支配した漢人を[[冊封]]し王として認め、[[南越国]]が建国される。半世紀を経て国力を蓄えた漢の[[武帝 (漢)|武帝]]は[[南越国]]と[[衛氏朝鮮]]を滅ぼし、朝鮮には[[楽浪郡]]を置き支配した。
 
[[画像:Da yan ta.jpg|right|thumb|150px|[[唐]][[長安]]大雁塔]]
漢が滅び[[三国時代 (中国)|三国時代]]に入った[[239年]]、[[邪馬台国]]の[[卑弥呼]]が[[魏 (三国)|魏]]に[[朝貢]]を行う。[[280年]]に[[西晋]]が中国を統一するが短命に終わり、中国は[[五胡十六国時代]]、[[南北朝時代 (中国)|南北朝時代]]と約三百年に渡り戦乱の時代が続く。この間に[[朝鮮半島|朝鮮]]では[[高句麗]]が楽浪郡を滅ぼし、[[4世紀]]頃には高句麗、[[新羅]]、[[百済]]による[[三国時代 (朝鮮半島)|三国時代]]に入った。また[[5世紀]]に[[倭の五王]]は[[東晋]]や[[宋 (南朝)|宋]]に朝貢を行っている。
 
[[画像:China_map.jpg|left|thumb|200px|8世紀前半のアジア]]
中国は[[隋]]が統一を果たした後の[[618年]]に[[唐]]が建国される。唐は二代皇帝[[太宗 (唐)|太宗]]の[[貞観の治]]により国力を強め、[[630年]]に[[突厥]]を破り[[644年]]には西域の[[高昌国]]を支配下に置いた。朝鮮では[[高句麗]]の制圧を目指して[[新羅]]と同盟を結び、[[660年]]に[[百済]]を滅ぼす。[[663年]]には百済復興を目指して[[白村江の戦い]]を挑んだ[[日本]]を破り、[[668年]]には[[高句麗]]を滅ぼし[[平壌]]に[[都護府]]を置いた。
 
広い領域を版図とした唐の首都である[[長安]]には、[[シルクロード]]を通って西域、[[インド]]、[[中東]]の文物が運ばれ、[[新羅]]、[[日本]]、[[渤海 (国)|渤海]]は[[遣唐使]]を通じて、それらの文物や唐の進んだ制度、文化、技術を自国に取り入れた。
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=== 中世 ===
[[10世紀]]初頭に[[唐]]、[[新羅]]、[[渤海]]は次々と滅ぶ。朝鮮は[[後三国時代]]を経て[[936年]]に[[高麗]]が統一し、中国は[[五代十国時代]]を経て[[960年]]に[[北宋]]が統一した。日本はこれらと[[国交]]を持たず[[国風文化]]が発達する。
 
[[画像:金.PNG|right|thumb|200px|12世紀中頃]]
北宋は高麗や[[大理国]]から朝貢を受け、[[科挙]]制度を充実させるなど[[文治主義]]を重んじ[[経済]]を発展させ、[[水墨画]]、[[山水画]]、[[磁器]]などを生んだ。しかし[[1004年]]に北方から[[契丹]]の[[遼]]に攻められ、歳貢を課せられる。[[1125年]]に[[女真]]の[[金 (王朝)|金]]と同盟し遼を滅ぼすが、翌年には[[靖康の変]]で金に攻められ[[華北]]を失い[[南宋]]となる。南宋と日本の間では[[平清盛]]などにより[[日宋貿易]]が行われた。
 
[[画像:Mongolen-Reich.png|thumb|left|200px|モンゴル帝国最大版図]]
[[13世紀]]初頭に[[モンゴル高原]]において[[モンゴル帝国]]が起こり、周辺を次々と侵攻し始める。[[1211年]]に金の版図である華北を支配し、[[1234年]]に南宋と同盟して金を滅ぼし、[[1259年]]には[[高麗]]を服属させた。[[1271年]]にモンゴル帝国は国号を[[元 (王朝)|元]]とし、元は[[1274年]]と[[1281年]]に[[元寇]]で日本を攻め、[[1279年]]には南宋を滅ぼした。
 
[[ユーラシア大陸]]を広く支配したモンゴル帝国の下では東西の交易が盛んとなり、元の首都である[[大都]]には[[ヨーロッパ|欧州]]や中近東から多くの商人が訪れる。この中の一人である[[イタリア]]の[[マルコ・ポーロ]]の体験は[[東方見聞録]]として出版され、欧州の人々の興味を呼んだ。
 
[[画像:Forbidden City1.JPG|thumb|200px|right|[[北京]][[紫禁城]]]]
元末の[[13世紀]]頃から[[倭寇]]が朝鮮や中国沿岸で海賊行為を始める。そうした中で[[1368年]]に元をモンゴル高原へと追った[[明]]は、[[1372年]]から[[海禁]]し私貿易を禁じた。朝鮮では[[1392年]]に[[李氏朝鮮]]が高麗に代わり明から冊封を受け、倭寇への対策から日本との私貿易を[[倭館]]に限定し、[[1419年]]には[[応永の外寇]]で倭寇取締を目的とし[[対馬国]]に攻め入った。
 
[[画像:Namdaemun2.jpg|thumb|200px|left|[[ソウル特別市|ソウル]][[崇礼門]]]]
明は[[永楽帝]]の代に[[南京]]から[[北京]]に遷都し、[[1401年]]に[[日本]]に対して倭寇の取締を要求すると共に、[[室町幕府]]の[[足利義満]]を[[日本国王]]に封じ[[日明貿易]]を始める。[[1405年]]には[[鄭和]]の大船団を南海に発し多くの朝貢国を得た。この船団は[[アフリカ]]の東岸にまで達しており、欧州の[[大航海時代]]に70年ほど先んじるものである。
 
[[画像:Himeji-jo.jpg|thumb|200px|right|日本国[[姫路城]]]]
[[1592年]]、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]を経て[[豊臣秀吉]]により統一された日本は、[[文禄・慶長の役]]で李氏朝鮮に侵攻し、朝鮮と明は同盟を組んでこれを破った。その後の日本は[[江戸幕府]]が[[鎖国]]を行い、[[朝鮮通信使]]と[[出島]]での[[オランダ]]との貿易を除き、海外との交流を絶った。
 
[[1636年]]、[[満州]]の[[後金]]が[[清]]に国号を改める。同年に清は李氏朝鮮に対し朝貢を求め、拒まれると[[丙子胡乱]]で侵攻し服従させた。[[1644年]]には明が滅びると[[北京]]に入り中国の支配を始める。[[1683年]]には明の復興を目指し[[台湾]]で抵抗する[[鄭氏政権 (台湾)|鄭氏政権]]を滅ぼした。[[1757年]]からは鎖国を行い、[[広州]]に限定した貿易を行う。[[1804年]]には[[ベトナム]]の[[阮朝]]を越南国王に封じた。
 
この間に西洋諸国は[[大航海時代]]や[[産業革命]]を経て国力を強め、[[南アジア]]などの[[植民地]]化を進めていた。
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=== 近現代 ===
[[画像:Opiumwar.jpg|thumb|200px|right|阿片戦争]]
19世紀初め、[[清]]では[[イギリス]]から密輸される[[アヘン]]が問題となっており、取り締る清とそれに反発するイギリスの間で、[[1840年]]に[[阿片戦争]]が起こる。戦いは清の敗北に終わり、[[1842年]]の[[南京条約]]で[[不平等条約]]を結ばされ、続く[[1857年]]からの[[アロー戦争]]でも敗れた。西洋の優位を認識した清は、[[洋務運動]]でその技術を取り入れ始める。
 
[[画像:China imperialism cartoon.jpg|thumb|left|150px|清と列強の風刺画]]
[[西洋]]諸国の進出は鎖国中の日本にも及ぶ。[[1853年]]には[[アメリカ]]艦隊が開国を求めて来航し、翌年には[[日米和親条約]]、[[1858年]]には[[日米修好通商条約]]が結ばれた。[[攘夷]]が叫ばれる中で条約を結んだ[[江戸幕府]]は国内の求心力を失い、[[1867年]]の[[王政復古 (日本)|王政復古]]により[[武家政権]]が終わった。この後の日本は[[明治維新]]により[[富国強兵]]や[[文明開化]]を進め、鎖国を続けていた朝鮮に対しては、[[1875年]]の[[江華島事件]]を経て翌年の[[日朝修好条規]]で開国させた。
 
清は[[阮朝]]への侵略を強める[[フランス]]と[[1884年]]に[[清仏戦争]]で争い敗れ、ベトナムは[[仏領インドシナ]]とされる。また朝鮮を巡る日清の対立が高まり、[[1894年]]に[[日清戦争]]で戦い敗れる。清は[[下関条約]]で朝鮮の独立を認め、[[遼東半島]]や[[台湾]]などを日本へ割譲するが、遼東半島は日本に対する欧州の[[三国干渉]]により還付された。この後に列強は次々と清の領土を租借し、朝鮮は[[1897年]]に[[大韓帝国]]として独立する。
 
[[画像:Within historic grounds of the Forbidden City.jpg|thumb|right|200px|[[紫禁城]]を占拠する列強]]
[[1899年]]に扶清滅洋を掲げる[[義和団事変]]が発生する。翌年に清は列強に対し宣戦布告を行うが敗れ、[[北京議定書]]により莫大な賠償金などを課せられた。また[[ロシア帝国]]は[[満州]]への軍駐留を続け韓国への影響を強める。これを嫌った日本は[[1902年]]に[[日英同盟]]を結び、[[1904年]]の[[日露戦争]]で戦いロシアを敗り、[[1910年]]の[[日韓併合条約]]で韓国を併合する。また清も[[1911年]]の[[辛亥革命]]を経て翌年に滅ぶ。中国は[[中華民国]]が建てられるが[[軍閥]]による内戦状態へと陥った。
 
日本は[[1931年]]の[[満州事変]]を経て翌年に[[満州国]]を建て、[[1937年]]からは[[日中戦争]]が始まる。さらに[[1941年]]からは[[太平洋戦争]]で[[アメリカ合衆国]]と戦い、[[1945年]]に無条件降伏した。これに伴ない満州国も滅び、台湾は中華民国が支配し、朝鮮は米国と[[ソビエト連邦]]が南北に分け、それぞれ[[大韓民国]]と[[朝鮮民主主義人民共和国]]が建国された。
 
[[画像:Ginza wako.jpg|thumb|left|200px|[[東京]][[銀座]]の夜景]]
日本は[[1946年]]の[[日本国憲法]]により[[大日本帝国]]から[[日本国]]と国名を改め[[民主主義]]となり、[[1951年]]の[[日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約|日米安全保障条約]]で[[日米同盟]]を結んだ。韓国と北朝鮮は[[1950年]]から[[1953年]]の[[朝鮮戦争]]で戦い今も停戦状態にあるが、近年は関係の改善も見られる。中国は[[国共内戦]]を経て[[中華人民共和国]]が支配し、台湾は内戦に敗れた中華民国が支配し今に到る。
 
現在の東アジアは北朝鮮を除いて経済が発展し、各国の交流も深まっているが、台湾の帰属を巡る[[台湾問題]]、北朝鮮の核開発問題、[[日本人拉致問題]]などの課題がある。
 
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== 年表 ==
{| border="1" cellspacing="0" width="100%"
|-
!style="width:8em;"|西暦
!事柄
|-
|align=right| [[紀元前1046年]]
|[[殷]]滅亡、[[周]]建国
|-
|align=right| [[紀元前771年]]
|西周から東周に変わり、[[春秋戦国時代]]に入る
|-
|align=right| [[紀元前221年]]
|[[秦]]が中国を統一
|-
|align=right| [[紀元前209年]]
|[[陳勝呉広の乱]]
|-
|align=right| [[紀元前206年]]
|秦滅亡、[[楚漢戦争]]が始まる
|-
|align=right| [[紀元前202年]]
|[[前漢]]建国
|-
|align=right| [[紀元前108年]]
|[[衛氏朝鮮]]滅亡、[[楽浪郡]]設置
|-
|align=right| [[220年]]
|[[後漢]]滅亡、[[三国時代 (中国)|三国時代]]に入る
|-
|align=right| [[280年]]
|[[西晋]]が中国を統一
|-
|align=right| [[239年]]
|[[邪馬台国]]の[[卑弥呼]]が[[魏]]に遣使
|-
|align=right| [[304年]]
|[[前趙]]建国、[[五胡十六国時代]]に入る
|-
|align=right| [[439年]]
|[[北魏]]が[[華北]]を統一、[[南北朝時代 (中国)|南北朝時代]]に入る
|-
|align=right| [[581年]]
|[[隋]]建国
|-
|align=right| [[607年]]
|[[日本]]の[[聖徳太子]]が[[隋]]に遣使
|-
|align=right| [[618年]]
|隋滅亡、[[唐]]建国
|-
|align=right| [[630年]]
|日本から第一回[[遣唐使]]
|-
|align=right| [[660年]]
|[[百済]]滅亡
|-
|align=right| [[663年]]
|[[白村江の戦い]]
|-
|align=right| [[668年]]
|[[高句麗]]滅亡
|-
|align=right| [[892年]]
|新羅分裂、[[後三国時代]]に入る
|-
|align=right| [[894年]]
|日本からの遣唐使が廃止
|-
|align=right| [[907年]]
|唐滅亡、[[五代十国時代]]に入る
|-
|align=right| [[926年]]
|[[渤海]]滅亡
|-
|align=right| [[935年]]
|[[新羅]]滅亡
|-
|align=right| [[936年]]
|[[高麗]]が朝鮮を統一
|-
|align=right| [[960年]]
|[[北宋]]建国
|-
|align=right| [[1125年]]
|[[遼]]滅亡
|-
|align=right| [[1127年]]
|[[靖康の変]]、南宋となる
|-
|align=right| [[1211年]]
|[[モンゴル帝国]]が[[華北]]を支配
|-
|align=right| [[1234年]]
|[[金 (王朝)|金]]滅亡
|-
|align=right| [[1271年]]
|[[元]]建国
|-
|align=right| [[1274年]]
|[[文永の役]]
|-
|align=right| [[1276年]]
|南宋滅亡
|-
|align=right| [[1281年]]
|[[弘安の役]]
|-
|align=right| [[1392年]]
|高麗滅亡
|-
|align=right| [[1368年]]
|元北走、[[明]]建国
|-
|align=right| [[1401年]]
|[[室町幕府]]の[[足利義満]]が日本国王に冊封、[[日明貿易]]開始
|-
|align=right| [[1419年]]
|[[応永の外寇]]
|-
|align=right| [[1592年]]
|[[文禄の役]]
|-
|align=right| [[1597年]]
|[[慶長の役]]
|-
|align=right| [[1607年]]
|[[江戸幕府]]への[[朝鮮通信使]]開始
|-
|align=right| [[1636年]]
|[[清]]建国
|-
|align=right| [[1644年]]
|明滅亡
|-
|align=right| [[1811年]]
|江戸幕府への朝鮮通信使終了
|-
|align=right| [[1840年]]
|[[阿片戦争]]
|-
|align=right| [[1842年]]
|[[アロー戦争]]
|-
|align=right| [[1853年]]
|[[アメリカ]]艦隊が日本に来航
|-
|align=right| [[1854年]]
|[[日米和親条約]]
|-
|align=right| [[1858年]]
|[[日米修好通商条約]]
|-
|align=right| [[1867年]]
|[[王政復古]]
|-
|align=right| [[1871年]]
|[[日清修好条規]]
|-
|align=right| [[1875年]]
|[[江華島事件]]
|-
|align=right| [[1876年]]
|[[日朝修好条規]]
|-
|align=right| [[1882年]]
|[[壬午事変]]
|-
|align=right| [[1884年]]
|[[清仏戦争]]
|-
|align=right| [[1884年]]
|[[甲申政変]]
|-
|align=right| [[1894年]]
|[[日清戦争]]
|}
 
== 関連 ==
{| width="100%"
|-
| valign="top"|
*[[世界の歴史]]
*[[中国の歴史]]
*[[朝鮮の歴史]]
*[[日本の歴史]]
*[[沖縄の歴史]]
*[[香港の歴史]]
*[[マカオの歴史]]
*[[台湾の歴史]]
*[[ベトナムの歴史]]
| valign="top"|
*[[日朝関係史]]
*[[日露関係史]]
|}
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