「ガスマスク」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
+cat
29行目:
: 本体。鼻と口を包み外気を遮断する。下顎から鼻までを覆うものを半面マスク、下顎から額まで覆うものを全面マスクと言う。吸気口と排気口を別々にもち、それぞれ内側に逆止弁が付いている。排気口は着用者の口に近い場所にあることが多い。吸気口は一つないし二つ付いており、それぞれに吸収缶が取り付けられる。
; ベルト
: 面体を頭部に固定するためのベルト。あらかじめ使用者の頭に合わせておく
: 旧ソ連・ロシアを中心に、ベルトがない形状のガスマスクも存在する。面体と頭巾がゴムで一体成型されていて、装面すると首から上がすっぽりマスクに包まれる。
; 吸収缶(キャニスター)
: 有毒ガスを吸収する濾材(ろざい)が詰まった缶である。吸気は吸収缶を通ってからマスクに入るようになっている。吸収できるガスの種類によって塗装の色が異なる。サイズもさまざまあるが、小さいものは面体の側面か下部に直接ねじ込むようになっている。
38 ⟶ 39行目:
: 排気口の内側に付属する逆止弁。空気を吐く方向には開くが、吸う方向には開かない構造になっている。
;給水口
:ガスマスクを装着したまま水が飲めるようにストロー装着する装置がある。
;ボイスエミッター
:ガスマスクを装着していると声が外へ聞こえにくくなり、意思疎通が阻害されるため、電気的に音声を増幅してマスクの外へ出す装置が内蔵されている。また、無線機と接続して使用することも出来る。