「北九州弁」の版間の差分

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*「-ちゃ/っちゃ」{助} …「-だよ」。([[北九州市]][[小倉北区]]の[[チャチャタウン小倉]]のネーミングはこの表現から)「私、最近ジムに通っているんだ」は「うち、最近ジムに通いよんちゃ」となる。また、同意を強調するあいづちとして、「そうそう!」は「そうっちゃ」、「そうなんだよね!」は「そうなんちゃ!」などと使われる。
**ただし、旧[[筑前国]]である北九州市西部地域(八幡以西)では、同じ意味で「-ばい」という語尾になる。
*「〜のぅ」{終助}…文末に強調や詠嘆として使う。主に中年以上の男性が使う。例えば「きれいだねぇ」が「きれいやのぅ」となる。山口弁・[[広島弁]]などと同様
*「-ごと」{助動} …「-ように」。比況の助動詞「ごとし」の活用語尾が省略されたもの。例えば「雪道で転ばないように気を付けなさいよ」は「雪道で転ばんごと気を付けりいよ」となる。また「ドアが開かなくなった」は「ドアが開かんごとなった」となる。
**特に「-ごとある」で「-みたいだ」という意味であり、例えば「中村さんはそのような事情を知らないみたいだ」は「中村さんはそげな事情ば知らんごとある」となる。また「彼はチーターみたいだ」は「彼はチーターのごとある」となる。