「日産・サニーカリフォルニア」の版間の差分

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'''サニーカリフォルニア'''(Sunny(Sunny California)California)は、[[日産自動車]]が[[1979年]]から[[1996年]]まで製造・販売していた[[ステーションワゴン]]型の乗用車。セダンの[[日産・サニー|サニー]]とプラットフォームを共有。
 
==歴史==
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| 3枚目画像名=
| 販売期間=1979年1月 - 1981年10月
| ボディタイプ=5ドアステーションワゴン
| エンジン=A12S 直列4気筒 OHV 1.2L<br />A13S 直列4気筒 OHV 1.3L<br />A14S/A14E型 直列4気筒 OHV 1.4L<br />A15S/A15E型 直列4気筒 OHV 1.5L
 
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| 先代=
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*[[1979年]]1月  B310型セダンの登場から1年2ヶ月遅れてサニーシリーズ初の[[ステーションワゴン]]としてデビュー。ただし、当時はステーションワゴンではなく"5ドア[[セダン]]"扱いだった。
*1979年10月  マイナーチェンジでフロントノーズをスラント化。同時にリヤナンバープレートの位置を[[バンパー]]上に移動。当時流行の角型[[前照灯|ヘッドランプ]]などを採用。
*[[1980年]]11月  マイナーチェンジ。1200を1300(1300ccの[[日産・A型エンジン|A13]]型)に、1400を1500(1500ccの[[日産・A型エンジン|A15]]型)にそれぞれ変更。
*[[1981年]]10月  B11型にバトンタッチし生産終了。
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File:B310SunnyCalifornia.jpg|後期型
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| 3枚目画像名=
| 販売期間=1981年10月 - 1985年9月
| ボディタイプ=5ドアステーションワゴン
| エンジン=E13S型 1.3L 直4<br />E15S/E15E型 1.5L 直4<br />CD17型 1.7Lディーゼル 直4
| トランスミッション=3速AT<br />4速 / 5速MT
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| 自由項目1(内容)=前:ディスク<br />後:ドラム
| 自由項目2(項目名)=データモデル
| 自由項目2(内容)=1500SGL
| 姉妹車=
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*[[1981年]]10月  B11型サニーの5ドアワゴン<ref>1981年当時はまだ5ドアハッチバック扱いだった。</ref>として登場。時代の趨勢に合わせて駆動方式を後輪駆動から前輪駆動に改め、エンジンも旧態依然とした[[OHV]]のA型系から、N10型[[日産・パルサー|パルサー]]/[[日産・ラングレー|ラングレー]](ただしN10型ラングレーは1500ccのみ)に先行投入されていたFF専用の新開発[[SOHC]]8バルブエンジン、[[日産・E型エンジン|E型]]系1300cc([[日産・E型エンジン|E13S]]型)/1500cc([[日産・E型エンジン|E15S]]型/[[日産・E型エンジン|E15E]]型)を搭載した。これは、サニーで初めて[[カムシャフト]]の駆動に[[タイミングベルト]]を採用したエンジンでもある。
:なお、1981年[[7月]]に当時の[[石原俊]]社長の方針で、国内外で展開していた「[[ダットサン]]」ブランドを廃止し「日産」ブランドへ統一する事が発表された([[日産・ダットサントラック|ダットサン・ピックアップ]]を除く)。それまで日本国内で「ダットサン」ブランドで販売されていたサニーも、B11型へのフルモデルチェンジを機に、正式車名を「ダットサン・サニー」から「ニッサン・サニー」へと切り替えられる事となる。[[自動車検査証|車検証]]に記載される車名も「'''ダットサン'''」から「'''ニッサン'''」に切り替えられた。<br />
*[[1982年]]10月  初の[[ディーゼルエンジン]]車を設定。直列4気筒SOHC・1680ccのCD17型を採用。最高出力はグロス値で61馬力を発生した。
*[[1983年]]10月  マイナーチェンジ。E15Eエンジン搭載車廃止、フェイスリフトで後期型となる。
*[[1984年]]10月  一部改良。
*[[1985年]]9月  B12型にバトンタッチし生産終了。
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| 自由項目1(内容)=前:ディスク<br />後:ドラム
| 自由項目2(項目名)=データモデル
| 自由項目2(内容)=1500SGL
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*[[1985年]]9月  B12型サニーの5ドアワゴン<ref>1985年当時はまだ5ドアハッチバック扱いだった。</ref>として登場。通称「トラッドサニー」。リアシートは5:5の左右分割可倒式でリクライニング機構付き。エンジンはガソリン1.5リッターとディーゼル1.7リッター。リアサスペンションは先代のトレーリングアームから、パラレルリンク式ストラット/コイルの独立懸架へと変更。
*[[1986年]]9月  [[ビスカスカップリング]]式の「フルオート・フルタイム4WD」車を追加。
*[[1987年]]9月  マイナーチェンジ。外装ではフロントマスクと、特にリア周りのデザイン([[尾灯|リアコンビネーションランプ]]やナンバー取付け位置など)が変更された。特筆すべきはエンジンで、1500ccガソリン車のエンジンが、直列4気筒SOHC・8バルブのE15型から、直列4気筒SOHC・[[マルチバルブ|12バルブ]]の[[日産・GAエンジン|GA15]]型<ref>1気筒あたり吸気×2、排気×1の3バルブ方式で日産車史上初。電子制御[[キャブレター]](ECC)(ECC)仕様の[[日産・GAエンジン|GA15S]]・85psと電子制御[[燃料噴射装置|インジェクション]](EGI・ECCS)仕様の[[日産・GAエンジン|GA15E]]・97ps。いずれもカムシャフトの駆動はゴム製の[[タイミングベルト]]に代わり、メンテナンスフリーのシングル[[ローラーチェーン]]が用いられている。</ref>に変更された。「1500スーパーサルーン」系のフルオート・フルタイム4WD車にはメカニカル式[[アンチロック・ブレーキ・システム|ABS]]をメーカーオプションで設定。
*[[1988年]]6月  トリプルビスカス式4WD車を追加。
*[[1989年]]1月  2回目のマイナーチェンジ。
*[[1990年]]10月  Y10型にバトンタッチし生産終了。
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*4WDはビスカスカップリング式の「フルオート・フルタイム4WD」を継続採用。
*[[1993年]]8月 マイナーチェンジ。フロントバンパー/サイドガードモールのデザイン変更、[[ハイマウントストップランプ]]付きリア[[スポイラー]]、サイドドアビーム、衝撃吸収ステアリングパッドを新採用。エアコンを新冷媒タイプに変更。
*[[1994年]]9月  一部改良。タイプAの装備を簡略化し、専用シートトリムなどを追加した「サンホゼ」を新設定。「GTパック」や「オーディオパック」をオプション設定。全車にABSをオプション設定。
*[[1995年]]6月  一部改良。「GA15DS」をEGI仕様の「[[日産・GAエンジン|GA15DE]]」に換装、最高出力が94psから105psにアップ。全車に運転席SRSエアバッグを標準装備。フロントグリル、シートトリムのデザイン変更。
*[[1996年]]5月  [[日産・AD|ADワゴン]]と統合し、大掛かりなフェイスリフトを行ない「[[日産・ウイングロード|ウイングロード]]」として再デビュー。「サニーカリフォルニア」名は消滅した。
[[ファイル:Nissan Sunny California 004.JPG|200px]]<br />リアビュー
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{{1980-1999 NISSAN Timeline}}
{{自動車}}
[[Category{{デフォルトソート:日産の車種|さにいかりふおるにあ]]}}
[[Category:日産の車種]]