「硝酸」の版間の差分
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| ImageCaption2 = 共鳴構造式
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| IUPACName = Nitric acid<br />硝酸
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</math>
濃度の低い硝酸を希硝酸という
濃硝酸と濃硫酸の混合物である[[混酸]]を用いた[[ニトロ化合物]]の合成などから爆薬が作られ、他にも染料、[[肥料]]などの製造に用いる。
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硝酸は水溶液中では強酸として挙動し、0.1 mol/dm<sup>3</sup>程度の水溶液ではほぼ完全に解離し塩酸および過塩素酸などと[[電離度]]に大きな差は認められないが、濃厚溶液ではこれらの酸との電離度に差が認められ、2 - 4 mol/dm<sup>3</sup>溶液については[[糖]]転化の[[触媒]]作用についてこれらより弱いことが示され、非解離の硝酸分子が存在することが示されている<ref name=youekikagaku>山崎一雄他 『無機溶液化学』 南江堂、1968年</ref><ref name=kagakudaijiten>化学大辞典編集委員会 『化学大辞典』 共立出版、1993年</ref>。
濃厚溶液中における非解離の硝酸分子の濃度と[[デバイ-ヒュッケルの式|デバイ-ヒュッケル]]の拡張理論などから硝酸の[[酸解離定数]]は''K'' =
また、水溶液中の解離に関する[[熱力学]]的な数値も報告されており、そのギブスの[[自由エネルギー]]変化によれば
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*[[高野長英]]は[[蛮社の獄]]により投獄されたが火事により脱獄、そのときに硝酸で顔を焼き人相を分からなくした。
*[[高杉晋作]]率いる[[奇兵隊]]は硝酸を得る際、尿が土にしみこみそれらが硝酸になることを知っていたため、家の床下を掘ったという。
== 脚注 ==▼
== 参考文献 ==▼
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* [http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2d4k00j.html 日本国 経済産業省・化学工業統計月報]▼
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== 関連項目 ==
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*[[硝酸菌]]
*[[硝酸態窒素]]
▲== 脚注 ==
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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▲=== 参考文献 ===
▲<div class="references-small">
▲* [http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2d4k00j.html 日本国 経済産業省・化学工業統計月報]
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