「白骨化」の版間の差分

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[[File:Biskupin 012 women skeleton.jpg|thumb|人間の白骨死体(埋葬されたもの)]]
'''白骨化'''(はっこつか)とは、硬い骨を持つ[[脊椎動物]]の[[死体]]が長期間放置され、腐食や風化をした結果、[[皮膚]]や[[筋肉]]、[[内臓]]などの[[組織 (生物学)|組織]]の大半が抜け落ち、ほとんど[[骨格]]だけが残された状態のことである。[[海]]などの[[塩分]]濃度の高い水の中では白骨化が急速に進む。
 
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また、[[骨格標本]]を作るために意図的に死体を白骨化させる場合には、[[炭酸ナトリウム]]1%の水溶液につけて沸騰させないように煮込むと比較的短時間で白骨化させることができる。骨を傷めることなく、骨の中にある油や雑菌を取り除くことができるため、保存性が良くなる。そのほかの方法ではどうしても骨が傷むため、骨格標本には向かないことがある。
 
なお、「白骨化」と称されてはいるものの実際の色は必ずしも白くはなく、保存状態が悪く骨が傷んで(る場合は土のような色に変色してしまう([[大河ドラマ]]『[[独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)|独眼竜政宗]]』で公開された[[伊達政宗]]の遺骨は[[クリーム色]]であった)
 
== 状況 ==