「恒星船」の版間の差分

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参謀中佐 (会話 | 投稿記録)
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これは非常に巨大な居住スペースを持つ宇宙船を必要とするため、それを[[慣性]]に抗って駆動する強力なエンジンも必要となり、更にはそのエンジンを働かせるための十分な動力源を必要とする。こうなると、大量の燃料を抱えて飛ぶために更に巨大な推力を必要とし、ひたすら巨大化の一途を辿った化学ロケットのようなエンジンでは、もはや進む事すら不可能に近くなるため、[[原子力ロケット]]や[[核融合ロケット]]・[[電気推進|電気ロケット]]などの、たとえ小さい反発力でも、継続的に高速の推進剤を噴出する事で、前進が可能なロケットエンジンの登場が不可欠になる。
 
もし人工重力を船内に発生させる「人工重力場発生装置」なるものが発明されたなら、居住スペースはもっとコンパクトに出来るだろうが、そのような装置が作れるのであれば、むしろそれは「上も下も無い宇宙空間で、無限に一定方向に落下し続ける」(言い替えるなら「亜光速にまで加速する」)事が可能であろうから、推進エンジンに利用されると思われる。そのアイディアは[[ジェイムズ・P・ホーガン]]の[[星を継ぐもの|巨人たちの星シリーズ]]で採用されている。
 
=== 高速(光速)恒星船 ===