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|画像=
|画像キャプション =
|分類体系 = [[クロンキスト体系]]
|界 = [[植物界]] [[:w:Plantae|Plantae]]
|省略 = 双子葉植物綱
|門 = [[被子植物門]] [[:w:Magnoliophyta|Magnoliophyta]]
|亜綱 = [[双子葉植物ビワモドキ亜綱]] [[:w:Magnoliopsida{{Sname|Magnoliopsida]]|Dilleniidae}}
|目 = [[ヤナギ目]] [[:w:Salicales{{Sname||Salicales]]}}
|科 = [[ヤナギ科]] [[:w:Salicaceae{{Sname||Salicaceae]]}}
|属 = [[ヤナギ属]] ''[[:w:Salix{{Snamei||Salix]]''}}
|種 = '''ロッコウヤナギ''' ''S'''S. ''× '' gracilistyloides'''''
|学名 = ''Salyx'' × ''gracilistyloides''<br><small> {{Taxonomist|Kimura<small>}}
|和名 = ロッコウヤナギ
}}
'''ロッコウヤナギ'''（六甲柳、[[学名]]：''Salyx'' × ''gracilistyloides''）は、[[ヤナギ科]][[ヤナギ属]]の[[樹木]]の一1種で、[[木村有香]]が大正12年（[[1923年]]）[[8月22日]]に[[六甲山]]で発見し、同15年（[[1926年]]）1月に発表した。<ref group="出典" name="住吉村誌">[[#住吉村誌|住吉村 1946]]</ref>
 
六甲連山の麓から中腹の所々に見られ、[[京都府]][[北桑田郡]][[知井村]]（現・[[南丹市]]域）、[[福知山市|福知山]]、[[姫髪山]]、[[赤石岳]]、[[兵庫県]][[氷上郡]][[遠坂村]]（現・[[丹波市]]域）、[[島根県]][[仁多郡]][[鳥上村]]、[[横田村 (島根県)|横田村]]（共に現・[[奥出雲町]]域）、[[美祢郡]][[東厚保村]]（現・[[美祢市]]域）、[[大分県]]八幡村（[[豊後国|豊後]]、当時の同名三村のいずれかは不詳）等にも見つかった。<ref group="出典" name="住吉村誌" />
 
== 特徴 ==
 
匍匐性の[[潅木]]で高さ約1mになる。
 
葉は革質で楕円状長楕円型、楕円形あるいは多少倒卵状楕円形をなし、先端は普通鋭く尖り、葉底は広鋭型ないし円形、葉縁には二部鋸歯上牙歯を具え、上面緑色多少光沢あり、中肋以外は無毛、下面は灰青色で無毛だが中肋上にはしばしば絹毛を布く。長さ7～12cm7〜12cm、幅3～5cm3〜5cm。葉柄は長さ1cm内外。
 
[[托葉]]は半心形あるいは斜卵形、細牙歯縁、長さ4～7mm4〜7mm、幅3～6mm3〜6mm。
 
[[花穂]]は円筒形鞘無梗で、基部に2～32〜3枚の小葉があり、雌花穂は長さ2～4cm2〜4cm、径1cm内外、雄花穂は長さ4.5cm、径2cmに達する。
[[苞鱗]]は卵状披針形あるいは広菱状披針形、上半部黒色下半部淡黄緑色、両面長軟毛を布き、長さ約3mm幅1mmばかり。線体は1個、長楕円形、長さ約1mm。[[子房]]は卵形白色の絹毛に被われ、長さ約1.5mm、無毛の短柄を具える。[[花柱]]は細長く長さ約2mm。[[柱頭]]は線形で広く開き長さ0.7～07〜0.8mm、光端全縁、凹頭あるいは二半裂。[[雄蕊]]は2本、[[花糸]]は無毛長さ9mmに達し多くは癒着。[[葯]]は紅色。<ref group="出典">{{Source-attribution|『[[#住吉村誌|住吉村誌]]』67～6867〜68ページ}}</ref>
 
== 出典脚注 ==
<references group="出典" />
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書
|editor =
|year = 昭和21年（1946年）
|title = 住吉村誌
|publisher = [[武庫郡]][[住吉村 (兵庫県)|住吉村]]
|ref = 住吉村誌
}}
 
{{DEFAULTSORTデフォルトソート:ろつこうやなき}}
{{Plant-stub}}
 
[[Category:ヤナギ属]]
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