「金剛頂経」の版間の差分

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==漢訳経典==
 
[[金剛智]](こんごうち)三蔵(ヴァジュラボーディー/670年頃~741年)がサンスクリット語から漢訳した『金剛頂瑜伽中略出念誦経(略出念誦経)』4巻、[[不空]](ふくう)三蔵(ア-モガヴァジュラ/705年~774年)が漢訳した『金剛頂一切如来真実摂大乗現証三昧大教王経(金剛頂大教王経)』3巻、[[施護]](せご)が漢訳した『一切如来真実摂経』30巻がある。
 
[[サンスクリット]]原典、[[チベット語]]訳も現存し、それらは漢訳では施護訳と対応する。7世紀中頃から終わりにかけて、南インドでその基本形が成立し、次第に施護訳にみられるような完成形態に移行したとされる。