「物理モデル音源」の版間の差分

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VL1発売当初は[[PCM音源]]が[[FM音源]]を駆逐していくように、いずれは物理モデル音源がPCM音源を駆逐していくかと思われたが、発売から10年以上経過した現在でも、上記の理由であまり普及せず、波形の大容量化による音質の向上や音色のバリエーションの増加もあってPCM音源が主流のままである。
 
==現在までに搭載された製品==
==現状==
現在、ヤマハでは[[ウインドシンセ]][[ヤマハ・WXシリーズ|WX5]]用の音源モジュール[[ヤマハ・VL/VPシリーズ|VL70-m]][[ヤマハ・MOTIFシリーズ|MOTIFEXシリーズ]]や[[ヤマハのEX5MUEX5Rンセサイザズ|MUシリーズ]]などの拡張ボード[[Modular Synthesis Plug-in System|PLG150-VL]]とSTAGEA等の一部のエレクトーンに搭載されている
また、1990年代の後半から2000年代前半に発売されたシンセサイザーの一部、[[ヤマハ・MUシリーズ|MUシリーズ]]などのモジュール音源の拡張ボード[[Modular Synthesis Plug-in System|PLG150-VL・PLG100-VL]]として発売された。
近年ではSTAGEA等の一部のエレクトーンに搭載されている。
 
[[ヤマハ]]以外の製品では、[[コルグ]]社のZ1やProphecyなどのMOSS音源も物理モデル音源であり、ヤマハからライセンスを受けた技術を応用した音源を搭載している。[[コルグ・Z1]]や[[コルグ・Prophecy]]ともに2005年現在は生産完了しており、[[コルグ・TRITONシリーズ|TRITON]]シリーズのオプションの拡張ボードと、[[コルグ・OASYS|OASYS]]やKRONOSの内蔵音源の一部にこのMOSS音源は販売されている。