「シュワルツシルト半径」の版間の差分

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'''シュヴァルツシルト半径'''(シュヴァルツシルトはんけい、Schwarzschild radius)とは、[[カール・シュヴァルツシルト]]によって発見された[[時空]]領域の半径のことである<ref>詳しい定義は[[#概要|概要の節]]の冒頭部を参照。</ref>
 
== 概要 ==
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== 例 ==
仮に[[太陽]]と同じ質量を持った星がブラックホールになったとすると、そのシュヴァルツシルト半径は約 3 km となる(ただし[[恒星進化論|恒星進化の理論]]から、[[太陽質量]]程度の星はブラックホールにはならないことが分かっている)。同様に、[[地球]]質量のシュヴァルツシルト半径は約 0.9 cm、[[銀河]]中心にあると考えられている10<sup>8</sup> 太陽質量程度の[[大質量ブラックホール]]のシュヴァルツシルト半径は[[天文単位]]のスケールとなる。[[プランク質量]]のシュヴァルツシルト半径は[[プランク長]]となる。シュヴァルツシルト半径を持つ質量に下限はないため素粒子質量のシュヴァルツシルト半径も計算上存在することになるがプランク長以下である。素粒子には大きさがないという説もあるためシュヴァルツシルト半径を考察することは無意味ではない(むしろ無視できなくなる)が、プランクサイズ以下の長さ自体が存在するのかどうかは定かではない。
 
== 脚注 ==
<references />
 
== 関連項目 ==
* [[事象の地平面]](宇宙の地平線、事象の地平線)
* [[シュヴァルツシルトの解]]
 
{{ブラックホール}}