「フリードリヒ・フレーベル」の版間の差分

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また、教育のための玩具として「[[恩物]]」(おんぶつ、ドイツ語=Spielgabe、英語=Froebel Gifts)を開発したことでも知られる。これは、球や立方体などの数学的な原理の学習や生活の周囲にあるものをそれで表現したりして遊ぶもので、教育玩具の始まりをなすものといってもいい。国内のいくつかの幼稚園では、これを幼児教育に積極的に活用しているところがある。アメリカの著名な建築家、[[フランク・ロイド・ライト]]は、自分の建築がこの恩物の影響を受けたものだと語っているし、また[[バウハウス]]の発想やその教育にも影響を及ぼした。
 
著書に、『フレーベル自伝』、『人の教育』、『幼稚園教育学』、『母の歌と愛撫の歌』などがある。フレーベルの没後に編纂された「フレーベル教育学著作全集」(1862年-1863年)が、『フレーベル全集』として[[玉川大学]]出版部から全5巻で刊行されている。ドイツ本国においても著名な日本人研究者としては、[[荘司雅子]]、小笠原道雄が挙げられる。フレーベルの研究は、日本の[[幼稚園]]、[[保育所]]教育に大きな影響を与えてきた。
 
なお、[[アンパンマン]]で有名な出版社、[[フレーベル館]]は、彼の名前を拝借したものである。