「Honda IMAシステム」の版間の差分

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NSX GT-1 96 (会話 | 投稿記録)
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=== バッテリー ===
1999年にインサイトに採用された蓄電装置はコストの低い[[ニッケル水素電池|ニッケル水素(Ni-MH)電池]]が「IMAバッテリー」と名付けられ採用されている。電池は円筒形モジュールであり、個々のセルが20個[[直列]]に接続されて1つのユニットを構成し、3時間放電率で6.0Ahの容量を持ち、[[プライムアースEVエナジー|パナソニックEVエナジサンヨー]]製である。モーター同様に小型化が図られ、ラゲッジスペース下・後輪の間のスペースに設置されている。バッテリーのそばにPCU(パワーコントロールユニット:モーター及びバッテリーを制御する装置)が配置されている。
 
シビックハイブリッド用のバッテリーもニッケル水素(Ni-MH)電池であるが、改良は様々な面で図られて更なる小型化で容積を約30%削減し、性能向上も図られた。このIMAバッテリーにPCUを統合、IPU(インテリジェントパワーユニット)と名付けられ、電装ユニット全体の容積を約50%削減でき、このIPUをリヤシート裏に沿って設置し、4ドアセダンとして実用になる程度のトランクスペースが確保できるようにした。