「リュッケルト歌曲集」の版間の差分

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『'''リュッケルト歌曲集'''』([[ドイツ語|独語]]:''Rückert-Lieder'' )は、[[グスタフ・マーラー]]が[[1901年]]から翌[[1902年]]にかけて完成させた[[連作歌曲]]集の呼称。より正しくは『[[フリードリヒ・リュッケルト]]による5つの歌曲』(''Fünf Lieder nach RuckertRückert'' )という。[[ピアノ]]伴奏版と[[オーケストラ]]伴奏版の2種類が存在するが、マーラー自身が[[管弦楽法|オーケストレーション]]したのは5曲中4曲のみで、「美しさゆえに愛するのなら」のオーケストレーションはマーラーによるものではない。
 
初版は[[1905年]]。初版では、後に連作歌曲集『[[少年の魔法の角笛]]』に挿入された「少年鼓手」(''Der Tamboursg'sell'' )と「死んだ少年鼓手」(''Revelge'' )の2曲を含み、『7つの新作歌曲集』(''Sieben Lieder aus letzter Zeit'' )と呼ばれていた。