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'''クレオール化'''(クレオールか)とは、[[マルチニック]]生まれの詩人・作家・思想家の[[エドゥアール・グリッサン]]の打ち出した[[コンセプト]]であり、言語、文化などの様々な人間社会的な要素の混交現象。狭義には[[言語学]]で[[ピジン言語]]が[[クレオール言語]]に変化していく過程を言う。
 
== クレオール化の歴史 ==
=== [[アンティル諸島]][[フランス]]植民地の変化 ===
# 本国に住んでいたフランス人が[[植民地]]に移住すると、本国を知らない子供が生まれてくる。彼らと本国で生まれた子供を区別して、植民地生まれの子供を[[クレオール]]と呼ぶようになる。
# フランス人の征服や、持ち込んだ[[疫病]]により[[原住民]]が壊滅。そのため、新たな労働力としてアフリカから大量の黒人奴隷が連れてこられる。彼らの子供もまた、アフリカ育ちの奴隷と区別するため、クレオールと呼ばれる。
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# さまざまな文化の混交→クレオール化
 
=== [[マルティニーク]]での変化 ===
# 1946年[[カリブ海]]旧植民地の「海外県」としてのフランスの同化法案が[[フランス国民議会]]で採決される・・・フランスからの経済援助(戦争直後の経済的な危機)、本国と同様の労働者の権利の享受
# 本国で植民地解放が叫ばれる。本国同様、人権の理念が植民地にも及ぶ。知識人の間だけでなく、一般市民レベルでもクレオール語の抑圧、フランス語崇拝が広まる。
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== 脚注 ==
<references/>
 
== 参考文献 ==
*季刊「民族学」105 2003夏-カリブ海世界 ディアスポラとクレオールの島々-(文:石塚道子)
 
== 関連項目 ==
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*[[脱クレオール化]]
*[[混血]]
 
== 参考文献 ==
*季刊「民族学」105 2003夏-カリブ海世界 ディアスポラとクレオールの島々-(文:石塚道子)
 
== 外部リンク ==
* [http://www.mfj.gr.jp/web/colloque_9910/resume/Tsunekawa.html クレオールの問題系 クレオール語、クレオール化、クレオール性] 恒川邦夫
 
[[Category:言語接触]]
{{language-stub}}
{{DEFAULTSORT:くれおおるか}}
[[Category:言語接触]]
 
[[en:Creolization]]