「ドイツ語共同体」の版間の差分

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[[ベルギー]]における'''ドイツ語共同体'''(ドイツごきょうどうたい、{{Lang-de|Deutschsprachige Gemeinschaft}}, {{Lang-fr|Communauté germanophone}}, {{Lang-nl|Duitstalige Gemeenschap}})は、[[連邦|連邦国家]]である[[ベルギー|ベルギー王国]]を構成する主体である[[ベルギーの地方行政区分|共同体]]のひとつ<ref>ベルギー憲法第2条</ref>。[[ワロン地域]]にある[[リエージュ州]](リュティッヒ州)の東側854平方キロメートルに位置し、オスト=カントネ地方(オイペン=マルメディ地方)の11の基礎自治体のうち9つを占める。伝統的に[[リプアーリ語]]と[[モーゼル・フランコニア語|モーゼル・フランコニア]]系の言葉の話者が多く、一帯の人口は73,000人以上、ベルギー全体のおよそ 0.73% を占める。[[オランダ]]、[[ドイツ]]、[[ルクセンブルク]]と国境を接し、また共同体独自の議会と政府を[[オイペン]]に置いている。[[リュクサンブール州]]の多くの住民は[[西中部ドイツ語]]である[[ルクセンブルク語]]を話しているにもかかわらず、これらの住民はドイツ語共同体に含められない。ドイツ語共同体は1920年にドイツから割譲されたドイツ語話者の住む地域で構成されている。また今日のベルギーでは同国領内においてドイツ語話者の地域がほかにもある(リエージュ州北東部の[[プロンビエール]](ブライベルク)、[[ウェルカンラト]]、[[バラン (ベルギー)|バラン]]やリュクサンブール州南東部の[[アルロン]]およびその周辺)が、これらは法令上ではドイツ語共同体を構成するものとはされていない。これらの地域においては[[フランス語]]の拡大のためにドイツ語が薄れるという状況にある<ref>{{Cite web|date=2000-11-08|url=http://www.gfbv.it/3dossier/vielfalt-dt.html|title=Über die Lage der Sprachminderheiten in der EU. Ein Überblick der GfbV-Südtirol|publisher=Gesellschaft für bedrohte Völker|language=ドイツ語|accessdate=2010-11-13}}</ref>。
 
== 歴史 ==