「炎神戦隊ゴーオンジャー」の版間の差分
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== 概要 ==
様々な課題が残った前作『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』の反省を踏まえて制作された本作品では、下記のように放送前に例年よりもかなり早い段階でPR活動が組まれた。その一環として、2007年12月30日に放送された『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』と『[[ドラえもん (2005年のテレビアニメ)|ドラえもん]]』の合同特番『冬だっ! 休みだっ!! クレヨンしんちゃん&ドラえもん! 朝からどドーンと150分SP』では、番組中で[[野原しんのすけ|しんちゃん]]と共演する形で本作品の映像や、オープニングソングの一部が初めて披露された。また従来は放送開始1、2週間前に行われるプレミア発表会も、本作品では放送約1ヶ月前に前倒しされている。
なお、OPのタイトルコールおよび本編における名乗りは「'''ゴー! オンジャー!'''」(「ゴー!」で区切る)という形になっている<ref>戦隊名のコールを独特な発声で行う戦隊は、過去に『カーレンジャー』(「カ」と「レ」の間を極端に伸ばす)、『ゴーゴーファイブ』(本作と同じく「ゴー!」で区切る、タイトルコールでは通常)がある。なお、『カーレンジャー』とは、これ以外にもいくつかの共通点がある(モチーフの1つが車、ブルーの話し方が特徴的など)。</ref>(但し、番組開始前の予告では通常の発声だった)。
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: 変身のプロセスはボディにスーツが装着された後に空中に出現したヘルメットをかぶるメットオンという演出で、スーツとヘルメットが別パーツであることを明示。これにより過去の戦隊シリーズ作品と比べ、変身後のゴーオンジャーがヘルメットを脱いで変身前の俳優が顔出しで出演するシーンが出る等比較的頻繁に見られ、劇中で先進奇抜で、尚且つ奇想天外な演出が多かった。ゴーオンジャーを演じた7人は最終回のAパートの約半分を顔出しで演じている。
; ストーリー面
: 東映の[[日笠淳]]プロデューサーは制作発表会見において「近年の戦隊シリーズは、戦隊と悪の組織の間に恋人や親子、旧友といった個人レベルの因縁が存在していたり、あるいは組織自体が存在しなかったりもした。本作のガイアークは『悪』として揺るぎのない存在で、ゴーオンジャーと戦う構図には何の因縁もない」「ある意味なつかしいともいえる設定で、スーパー戦隊シリーズの王道」とコメントしており、これに代表されるように、近年複雑化していた戦隊側と敵側の関係を単純明快にし、明確な「勧善懲悪」の展開を描く
: 本作のラストは『[[侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!]]』に繋がる形で物語が締めくくられている。
; ミニコーナー
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=== 評価 ===
平均視聴率は5.06%にとどまり、前作と横ばいという結果だったものの、玩具総売上は前作を大きく上回る120億円を記録し、シリーズの立て直しに貢献し、シリーズ自体が更なるターニングポイントにもつながった。バンダイの発売する玩具に限れば2000年以降のスーパー戦隊シリーズでは最高の売上を記録した(セイカ2009商品カタログより)
{{ネタバレ}}
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