「ケインとアベル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
15行目:
生誕地も境遇も全く異なる2人であったが不思議な因果で接点を持つようになった。
 
ポーランドに生まれたヴワデグは[[第一次世界大戦]]とそれに引き続いて起こった[[ポーランド・ソ連戦争]]により実父ロスノフスキ男爵と親友のレオン、義姉フロレンティナ(初恋相手でもあった)を失う。彼自身もソ連の強制収容所に連行されるが、命からがら脱出に成功。大西洋を越えてアメリカ[[移民]]となる。渡米後は実父の形見の腕輪に刻まれた「アベル・ロスノフスキ男爵」の名を自らも名乗り、アメリカン・ドリームを体現するホテルチェーン経営者となる。
 
アメリカ・[[ボストン]]の銀行家の息子であるウィリアム・ケインは、[[タイタニック (客船)|タイタニック号]]事故による父親の死など家庭の不幸に見舞われつつも才覚を発揮し、アメリカでも有数の[[銀行]]の[[頭取]]になる。