「干潟星雲」の版間の差分

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<table border="1" cellspacing="0" cellpadding="2" align="right">
<tr><td align="center" colspan="2" bgcolor="#ffc0c0" style="padding-top: 1.5ex; padding-bottom: 1ex">'''干潟星雲''' ('''Lagoon Nebula''')</td></tr>
<tr><td colspan="2"><div style="text-align:center">[[画像:Lagoon-Nebula-16-06-2002.jpeg|thumb|250px|M8 干潟星雲]]</centerdiv></td></tr>
<tr><td> '''[[星座]]'''</td><td>[[いて座]]</td></tr>
<tr><td bgcolor="#ffc0c0" colspan="2" align="center"> '''観測データ''' </td></tr>
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<tr><td>'''その他の名称'''</td>
<td>
[[メシエ天体|M]]8<br/>
[[ニュージェネラルカタログ|NGC]] 6523<br/>
W 29
</td></tr>
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星雲の所々に[[グロビュール]]と呼ばれる小さく丸い暗黒星雲の塊が見えるのが特徴である。これは[[分子雲]]の密度の高い部分が自己重力で収縮し、やがて[[原始星]]となって輝き始める直前の段階にあるものと考えられる。これはハーバード大学の天文学者であったバート・ボッグよって研究された。そのため、ボッグ・グロビュールとも呼ばれている。[[M16]]の中にも同様の暗黒星雲があり[[HST]]で撮影されている。M16の物は太陽系程度の大きさであるが、干潟星雲の物はそれよりも50倍程度大きい。
 
星雲の中には[[オリオン大星雲|M42オリオン大星雲]]や[[プレアデス星団|M45プレアデス星団]]と同じように[[閃光星]]が発見されている。僅かな短時間で極端に光度が上昇する。20秒の間に、10.3等から6.8等まで上昇した例がある。
 
星雲の西側の中心にはいて座9番という5.89等星が存在する。この星は[[スペクトル型]]がO6型の非常に高温の星であり、この星からの紫外線が M8 のガスの電離に大きく寄与していると考えられている。