「ターボファイル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
サイズなど
3行目:
なお、'''ターボファイル'''の[[商標権]]はアスキーが[[CSK]]・[[セガ]]傘下に在った時期にセガへ譲渡される。その後、セガと経営統合した[[サミー]]が、アスキーの周辺機器事業を引き継ぎ、「ターボファイル」の名称の外部記憶装置を発売する。
 
電源として[[乾電池]]を使用する。乾電池の容量がなくなるとターボファイルGB・ターボファイルアドバンスを除きデータは消える。乾電池の交換時の電源は機器に内蔵されている[[コンデンサ]]によるが、コンデンサはごく短時間しかもたない。
 
==ターボファイル==
[[1986年]]発売。64[[2進接頭辞#IEC 規格の接頭辞|Ki]]bitのSRAMを内蔵している。それまでファミコンの外部記憶装置は[[ファミリーベーシック]]に接続使用する[[データレコーダ]]しか存在しなかったが、本機の登場でスピーディーかつ容易にデータの外部保存が可能になった。対応ソフトは第1弾の「[[キャッスルエクセレント]]」を始めアスキーのソフトが大半だが「[[ダウンタウン熱血物語]]」([[テクノスジャパン]])のように他社製のソフトも一部対応している。ファミコン直結用とアスキースティックIIターボ用がある。複数ソフトでのデータ共存は不可能ではないが制約がある<ref>取扱説明書によると、ベストプレープロ野球は他と共存できない、キャッスルエクセレントは最初にセーブする、[[覇邪の封印]]とウィザードリィ(Iと思われる)は進行中のデータは一番最後にセーブする(両者の進行中のデータは共存できない)、など</ref>。サイズ72x72x39(mm)
 
「[[ウィザードリィ]]」シリーズでは、育てたキャラクターを他のウィザードリィ作品に転送する目的で使われたほか、ROMカセットに内蔵されている[[バッテリーバックアップ]]ではデータ消滅の危険があるため、安全策として使用する者もいた。
 
==ターボファイルII==
[[1989年]]発売。ファミコン用。[[バンク切り換え]]を付加し、記憶容量が4倍になる。4つのバンクにそれぞれ1つずつ別々のデータを保存することができ、ターボファイル側に設置されているスイッチでバンクを切り換えることにより、記録・読取先を変えることができる。「ベストプレープロ野球」であれば、複数のリーグ戦を同時進行できる。拡張ポートがある。サイズ98x95x41(mm)に大型化
 
==ターボファイルアダプター==
29行目:
 
==ターボファイルGB・ターボファイルアドバンス==
ターボファイルGBは、[[2000年]]発売の[[ゲームボーイ]]・[[ゲームボーイカラー]]対応のターボファイル。「RPGツクールGB」では、これが無いと他のユーザーに自作のゲームをプレイしてもらえない。メモリに[[フラッシュメモリ]]を採用し、電池は動作用。サイズ79x120x30(mm)
 
ターボファイルアドバンスは、[[2002年]]発売。アスキーのゲーム事業撤退に伴う周辺機器事業譲渡により、本機より発売元がサミーへ移る。「ダービースタリオンアドバンス」や「RPGツクールアドバンス」に対応。
 
:実は両者共にハード自体は同一であり、ターボファイルGBでも対応GBAタイトルで使用できる。
 
== 脚注 ==
<references/>
 
{{DEFAULTSORT:たあほふあいる}}
{{video-game-stub}}