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| 公式サイト = [http://www.apple.com/jp/macosx/features/spotlight/ Apple.com/…/spotlight/]
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'''Spotlight'''('''スポットライト''')とは、[[Mac OS X v10.4|Mac OS X v10.4 Tiger]]から搭載されたデスクトップ検索機能 (概念起源自 [[Windows Indexing Service]] 技術)およびその基盤技術のことである。検索フィールドに欲しい情報のキーワードを入力するだけで関連する全ての対象を検索できる。[[2004年]]の[[Worldwide Developers Conference|WWDC]]で同OSと同時に発表され、その高速性が大いにアピールされた。
 
== 特徴 ==
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他にも意図する機能を入力することによって環境設定の項目を探したり、アプリケーションの[[ランチャー]]として利用できるなど、単純にファイルの検索にとどまらない応用が可能である。
 
[[Mac OS X v10.5]]から、ネットワーク上の共有フォルダの検索にも対応(下記参照)、最近閲覧したWebページの検索もできるようになっている。初期の Spotlightでは日本語[[形態素解析]]が不十分で日本語のファイル名には特別な対応が必要だったため、Googleで使われていた[[MeCab]]を採用した(/usr/lib/、/usr/include/mecab.h 等参照)。
 
== その他 ==
事前に検索対象をインデックス化する構造のため、旧バージョンからアップデートした場合は初期インデックスの構築に数時間を要する場合がある。またメタデータの格納用に100MBから数GBほどのディスク容量を必要とする。
 
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同ファイルシステムの実装には[[BeOS]]のファイルシステム[[Be File System|BFS]]を製作した[[ドミニク・ジャンパオロ]](Dominic Giampaolo)が関わっており、実際に構造もよく似ている。-->
 
Spotlightは高速さを売りにしており、Tigerが動作する下限クラスのMacであっても20-30秒もあれば全体の検索が終了する。[[Power Mac#Power Mac G5|Power Mac G5]]以上の高速なマシンでは入力が終わる前に検索が終了していることもある。
 
[[Mac OS X v10.5]]では、ネットワーク上の共有フォルダの検索にも対応したとされるが、10.5.6よりNAS(ネットワークハードディスク)の検索の際には、ターミナルを起動しての設定が必要(ファイルの更新には再検索が必要)。また、HFS+に依存しているため、SMBで接続されたボリュームの検索が不十分である。[[Mac OS X v10.6]]からは、NTFSへの書き込みが可能となったが、SpotlightでNTFSボリューム上を検索すると、かなりの確率でシステムトラブルが発生する [http://builder.japan.zdnet.com/sp/snow-leopard-09/story/0,3800100196,20404547,00.htm](Snow Leopardの「NTFSへの書き込み」に関する後日談-Spotlightとの相性に問題) 。
 
 
== 関連項目 ==