「四畳半神話大系」の版間の差分

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:: 声 - [[檜山修之]]
:: もう一人の「[[男性器|私]]」<ref>Johnnyという英単語は俗に男性器を意味する。</ref>。アニメでは比喩表現としてデフォルメされたカウボーイ姿で描かれ、馬に跨っている。
: <!--リスト分断防止-->
; 小津
: 声 - [[吉野裕行]]
: 「私」の宿敵であり盟友。工学部電気電子工学科に所属し<ref>にもかかわらず電気も電子も工学も嫌いで、1回生終了の時点では取得単位数も成績もひどい低空飛行だった。</ref>、「私」とは同学年。偏食家であるため顔色が悪く、妖怪に例えられるほど不気味な風貌。3度の飯より悪行が好きな天邪鬼で、他人の不幸をおかずに飯が3杯食える。しかし立ち回りが巧く、多くのサークルや組織に所属して京都中に広い人脈と情報網を築き、「私」とは対照的に無意義な学生生活を存分に楽しんでいる。樋口を熱心に師事し、何事においても樋口の弟子であることを優先する。意外にも恋愛に関しては一途らしく、実は小日向さんと付き合っている。
: 多くのサークルに所属することから、「私」はどのサークルを選んでも小津と巡り合い、悪友となる。小津いわく「運命の黒い糸」で結ばれた運命共同体。勝手にサークル内での立場を悪くしていく「私」を、時には煽り立て、時には天才的な立ち回りで助ける。アニメ版では「私」を踏み台にして組織でのし上がっていく側面が強調されている。
; 明石さん
: 声 - [[坂本真綾]]
: 小津と1年下の後輩。工学部建築科に所属。理知的でクールな黒髪の乙女であり、歯に衣着せぬ物言いで周囲を寄せ付けない。[[ガ|蛾]]だけが唯一の弱点で、蛾を前にすると「ぎょええええ」と漫画のような悲鳴を上げて取り乱す。「もちぐま」が好き。彼女が1回生の夏に下鴨神社の古本市で2回生の「私」と出会っている。アニメ版ではマタニティーウェアーのチュニックに十分丈の黒のレギンスという格好。
: 小説版では映画サークル「みそぎ」に入り、小津の下で働いていた縁で、1回生の秋に樋口に弟子入りする(「みそぎ」は途中で退部)。また、その後「私」とどうなったのかについては書かれていない(「成就した恋愛」関係となることは各話で示唆される)。
: アニメ版では話によって所属するサークルが違う。「バードマンサークル」の場合と「樋口の弟子」の場合がある。「バードマン」の場合、1回生の時に自転車サークルソレイユに所属し、その年、蹴上で行われたロードレースで男女総合優勝を果たし、すぐにソレイユを辞めバードマンに入る。ロードレースの賞金を全てつぎこんで飛行機作りをはじめる。彼女が2回生の夏に映画サークル「みそぎ」に3DCGとビジュアルエフェクトの助っ人として参加し、その時、相島に好意を寄せられるようになる。なお「私」と「成就した恋愛」関係となるのは最終話のみ。
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: 声 - [[佐藤せつじ]]
: 陰気で慇懃無礼な雰囲気の学生。普段は映画サークル「みそぎ」の副会長であり、城ヶ崎の[[太鼓持ち]]であるが、裏の顔は地下組織「福猫飯店」に所属している。「私」が相島と同じサークルになった場合「私」を陰湿にいじめる。小津に唆されて「みそぎ」でクーデターを起こすも、のちに「福猫飯店」で小津にクーデターを起こされる。裏の顔の時は警官のような出で立ちで、[[サーベル]]を所持する。
: 小説では「私」が3回生の時に図書館警察の長官に就任している。城ヶ崎に恋人を奪われ、その恨みで「みそぎ」でクーデターを起こす。アニメ版では、「私」が1回生の時から「福猫飯店」店長であり、図書館警察長官であった。「みそぎ」の助っ人に来ていた明石さんに片想いをし、明石さんに良い処をみせつけるためにクーデターを起こす。
; 老婆
: 声 - [[真山亜子]]
: [[木屋町通]]にいる占い師の老婆。妖気を垂れ流し、言葉巧みに自尊心をくすぐるため、「私」はあっさりと信用してしまう。どの話でも「[[コロッセオ]]」という意味深な助言を「私」に授ける。アニメ版では「コロッセオ」の言葉は無く、「好機は何時でもあなたの目の前にぶらさがってございます」と示唆し、占い後に料金を取る(初めは千円で、話数ごとに千円ずつ値上がりする)。
; 小日向さん
: 小説では会話の中に出てくるだけで本人が登場することはない。「私」が1回生の時に映画サークル「みそぎ」に所属していたが、半年ほどでサークルを辞めている。実は「私」が女性関係で痛い目にあったというのは、彼女に振られたことを指しているらしいという示唆がある。実は小津と付き合っている。
: アニメ版では「私」の理想の女性像と一致する黒髪の乙女(演出で顔は見えない)。怪しげな宗教団体「ほんわか」の教祖の娘で広告塔であるが、「ほんわか」の下部組織であるソフトボールサークルにはほとんど顔を出さない。テニスサークルにも所属しており、「私」が1回生の時に出会い、告白するも轟沈する。小説同様、実は小津の恋人。
 
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:; ソフトボールサークル「ほんわか」
:: 運動よりも社交を第一目的とし、部員は皆ほんわかしている。しかし実態は「ほんわか」の学内下部組織であり、上部組織の信者を集めるためのダミー組織。アニメ版では健康食品会社の販売促進活動も行い、販売で貢献した者を本部に呼び信者として抱き込む。
: <!--リスト分断防止-->
; 秘密機関「福猫飯店」
: 大学を裏で牛耳る非公認の秘密組織。図書館警察・印刷所・自転車にこやか整理軍などの下部組織を従える。相島が所属。
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!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督
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|1||テニスサークル「キューピット」||rowspan="11"|[[上田誠]]<br/>[[湯浅政明]]||colspan="2" style="text-align:center;"|湯浅政明||伊東伸高
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|2||映画サークル「みそぎ」||colspan="2" style="text-align:center;"|横山彰利||西垣庄子
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|3||サイクリング同好会「ソレイユ」||colspan="2" style="text-align:center;"|牧原亮太郎||牧原亮太郎<br/>浅野直之
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|4||弟子求ム||colspan="2" style="text-align:center;"|横山彰利||伊東伸高
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|5||ソフトボールサークル「ほんわか」||[[浜崎博嗣]]||高橋知也||[[石浜真史]]
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|6||英会話サークル「ジョイングリッシュ」||colspan="2" style="text-align:center;"|[[夏目真悟]]||西垣庄子<br/>浅野直之
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|7||サークル「ヒーローショー同好会」||colspan="3" style="text-align:center;"|[[三原三千夫]]
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|8||読書サークル「SEA」||清水洋||藤瀬順一||伊東伸高
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|9||秘密機関「福猫飯店」||colspan="2" style="text-align:center;"|横山彰利||牧原亮太郎
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|10||四畳半主義者||colspan="2" style="text-align:center;"|CHOI EUNYOUNG||伊東伸高<br/>石浜真史
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|11||四畳半紀の終わり||colspan="2" style="text-align:center;"|湯浅政明||伊東伸高
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==== 各話リスト(映像特典) ====
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!巻数!!サブタイトル!!絵コンテ・演出・作画