「ベアボーンキット」の版間の差分
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[[ノートパソコン]]のベアボーンも数多く存在する。この場合、多くはCPU、メモリ、HDD程度を追加すればパソコンとして完成するが、それ以上のカスタマイズは難しい物が多い。
これらベアボーンにパソコンショップが独自にパーツを組み合わせ、[[プライベートブランド|ショップブランド]]のパソコンとして販売している例も見られる。また、
==ベアボーンキットの利点と注意点==
市販されているベアボーンキットの多くは小型であり、その特徴についても多くは完成品として販売されている市販の小型パソコンのそれと共通する一面がある。
===利点===
*自作パソコン同様、CPUの性能やメモリ、HDDの容量を予算や用途に合わせて選ぶことができるなど、メーカー製のパソコンよりも自由度が高い一方で、一般的な自作パソコンよりも小型のパソコンが製作できる。
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*大抵の場合マザーボードの固定やスイッチ、ランプ類の結線が不要であるため、組み立てが極めて容易である。
:→自作経験の無い初心者でも組み立てやすい。
*[[ATX]]などの既存規格のマザーボードでは不可能な形状を実現できる。ノートパソコン型ベアボーンもその一例である。
===注意点===
まず、小型パソコン全般に言えることではあるものの、コンパクトさと高い拡張性を両立させているモデルは少数派である。選択できるCPUやメモリーの範囲が一般のマザーボードより少なかったり、ハードディスクも台数の制限がある場合が多
また、マイクロATXやキューブ型ケースのベアボーンでは、電源ユニットの能力もハイパワーの物は少ない上にサイズなどの都合でキットやケースに対する専用設計のものである事が多く、この場合には一般的に市販されているATX電源への交換ができず、パーツ全体の合計の消費電力を考えながらパーツを選ばなければならなくなるという問題がある。この電源の給電能力がネックとなり、ハイパフォーマンスのパソコンを製作する事が現実的に見て不可能なベアボーンも多い。また、これも小型パソコンにも通じることであるが、小型のベアボーンキットにハイパワーのパーツを組み込めたとしても、今度は往々に[[オーバーヒート]]や放熱、冷却ファンの動作音の問題が付きまとうこととなる。だが、特に小型のベアボーンでは冷却パーツもギリギリのサイズで設計された小型の専用品が用いられていることが多く、概して市販の一般的なサイズののものに交換することは困難である。
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