「ヒモムシ」の版間の差分

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元の「メートル」は明らかに間違いと思います。
Ks (会話 | 投稿記録)
220.108.249.26 (会話) による ID:37949200 の版を取り消し参考文献によるもの。
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'''ヒモムシ'''は、その名の通り[[紐]]状の動物で、見かけの上ではその他に目立った特徴がない。動きの鈍い動物であり、底を這い回るものが多い。体は左右相称で、腹背があり、不明瞭ながら頭部が区別できる。前端に[[口]]、後端に[[肛門]]があり、いわば典型的な[[蠕虫]]である。附属肢や触手など見かけ上で目立つ構造はないが、前端に内蔵された[[吻]]があり、これをのばして摂食などに利用する。
 
ほとんどが底生生活で、一部に浮遊生活のものが知られる。大部分の種が海産であるが、淡水産、陸生の種もわずかに知られている。体長は数ミリ~十数センチメートル。''Lineus longissimus'' というヒモムシは体長 30 m に達し、動物のなかでも最大の体長をもつ種の一つに挙げられる。
 
かつては扁形動物に近縁のごく原始的な[[後生動物]]と考えられたが、現在では見方が変わっている。