「棄教」の版間の差分

'''棄教'''（ききょう）とは、自分が信仰していた宗教に対する信仰を放棄すること。

棄教とは、主に政治的な弾圧により自分が[[信仰]]していた[[宗教]]に対する信仰を[[放棄]]するようその時代の[[権力者]]などにより外発的に[[動機づけ]]られることにより自らの信仰を放棄すること。具体的には、我が国における[[キリシタン]]は、[[羽柴秀吉]]や[[徳川家康]]らが[[政権]]を担うようになった後に、[[キリスト教]]への信仰を放棄するよう激しい弾圧が加えられた。当時の[[キリシタン]]の中には、[[幕府]]による過酷な[[弾圧]]や[[拷問]]に耐えかねて棄教した者もいれば、最後の最後までキリスト教への信仰を守り通して[[殉教]]した者もいる。