「安田喜憲」の版間の差分

'''安田 喜憲'''（やすだ よしのり、[[1946年]][[11月24日]] - ）は、[[日本]]の[[第四紀学者]]、[[地理学者]]、[[考古学者]]。[[国際日本文化研究センター]][[教授]]。[[フンボルト大学]]客員教授、[[麗澤大学]]比較文明文化研究センター客員教授。[[専攻]]は[[環境考古学]]。[[理学博士]]（[[東北大学]]、1978年）。[[三重県]]出身。

*[[1970年]] [[立命館大学]][[文学部]][[地理学科]]卒業

*[[1972年]] 東北大学[[大学院]][[理学研究科]]地理学専攻[[修士課程]]修了

*[[1974年]] 東北大学大学院理学研究科地理学専攻[[博士課程]]中退

[[1980年]]に文明や[[歴史]]を自然環境との関係で研究する[[環境考古学]]を提唱した。環境考古学では、歴史や文明がダイナミックに変移するときには、その自然環境もまたダイナミックに変移する、と捉える。「環境考古学」が日本の学界で完全に定着したと安田は主張している<ref>安田喜憲『文明の環境史観』中公叢書　中央公論新社 2004年</ref>。