「大蓮寺 (京都市)」の版間の差分

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:真如堂(真正極楽寺)の阿弥陀如来の分身とされ、円仁(慈覚大師)作の伝承をもつ。女人救済、安産に利益のある阿弥陀像として信仰されている。
*十一面観音立像
:[[祇園社]](現・[[八坂神社]])観音堂の旧仏。カヤ材の一木造りで、10世紀の作。[[洛陽三十三所観音霊場]]第8番札所。
*薬師如来立像(重要文化財)
:かつて[[祇園社]]の本地仏であったもので、[[祇園社]]と同じ境内にあった観慶寺薬師堂に安置されていたが、明治の[[廃仏毀釈]]・神仏分離で観慶寺が廃絶した後、大蓮寺に移された。定朝様の温和な作風の像で平安時代後期の作風を示し、祇園社が延久2年(1070年)の火災で焼失した直後に造立されたものと推定される。作者は[[定朝]]の弟子で[[院派]]・[[慶派]]の祖である[[覚助]]と推定する説が有力である。像高192cm。