「地方鉄道補助法」の版間の差分

地方鉄道補助法 (編集)

2011年6月16日 (木) 10:52時点における版

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[[1910年]]（明治43年）に、全国における簡易規格の鉄道（軽便鉄道）敷設を推進するため、敷設の条件をきわめて簡略なものにした、[[軽便鉄道法]]が制定された。しかし、地方によっては財政的な問題で建設を躊躇する所もあったため、政府で後ろ盾をする事になり、制定されたのが本法であった。
 
この法律により、[[軌間]]が2[[尺呎]]6[[寸吋]]（約762mm）以上の軽便鉄道路線に関しては、5年間に限り年間5%以上の利益を政府が助成金を出してでも補償する事が定められ、軽便鉄道敷設ブームに拍車をかける事になった。[[1914年]]（大正3年）には、補助金を給付する期間が10年間に延長されている。
 
前述の通り、地方鉄道法公布による軽便鉄道法廃止により、本法は地方鉄道補助法へ改正された。
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