「空対艦ミサイル」の版間の差分

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[[画像:AGM-84 Harpoon carried by an F-16.jpg|thumb|right|200px|[[ハープーン (ミサイル)|AGM-84 ハープーン]]を搭載して飛行する[[F-16 (戦闘機)|F-16 ]]戦闘機]]]]
'''空対艦ミサイル''' (くうたいかんみさいる) とは、航空機から発射され艦船を目標とする[[対艦ミサイル]]のこと。英語でAir-to-Ship Missile略して'''ASM'''という。
 
[[西側諸国]]の空対艦ミサイルは、低空を飛行する事により敵艦からの探知を避けることを重視しており、高速性は必ずしも重視されていない。敵[[艦対空ミサイル]]の射程外から攻撃可能であることが望まれるため、近年ではエンジンに航続性能の高い[[ジェットエンジン]]が使われることも多い。[[ロシア]]の空対艦ミサイルには、敵に対応の時間を与えないよう、高速性を重視したタイプもある。
 
対艦ミサイルという意味では同一であるため、[[艦対艦ミサイル]]を空対艦ミサイルに転用する、あるいはその逆のケースも見られる。一般的に航空機に搭載できるミサイルは、水上艦への搭載も問題無く行える(これは[[空対空ミサイル]]と[[艦対空ミサイル]]にも言える事であり、空対空ミサイルを短射程の艦対空ミサイルに転用する例は多い)。最近では、[[ヘルファイア (ミサイル)|ヘルファイア]]など、[[対戦車ミサイル]]を対艦ミサイルに転用する例もみられる。
 
==実戦における空対艦ミサイルの使用例==
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{{col|
{{USA}}
* [[ハープーン (ミサイル)|ハープーン]]
* [[トマホーク (ミサイル)|トマホーク]]
 
{{FRA}}
* [[エグゾセ]]
 
{{JPN}}
* [[80式空対艦誘導弾|80式空対艦誘導弾(ASM-1)]]
* [[対艦誘導弾#ASM-1C|91式空対艦誘導弾(ASM-1C)]]
* [[93式空対艦誘導弾|93式空対艦誘導弾(ASM-2)]]
* [[XASM-3]](開発中)
 
{{NOR}}/{{USA}}
* [[ペンギン (ミサイル)|ペンギン]]
|
{{SSR}}/{{RUS}}
* [[K-10S]] - ([[NATOコードネーム|NATO報告名]]:AS-2 キッパー)
* [[Raduga KS-1 Komet|KS-1 コメート]] - (NATO報告名:AS-1 ケンネル)
* KSR-2 - (NATO報告名:AS-5 ケルト)
* [[KSR-5]] - (NATO報告名:AS-6 キングフィッシュ)
* [[Kh-31 (ミサイル)|Kh-31]] - (NATO報告名:AS-17 クリプトン)
* [[Kh-35]] - (NATO報告名:AS-20 カヤック)
* [[P-270 (ミサイル)|Kh-41(P-270 モスキート)]] - (NATO報告名:SS-N-22 サンバーン)
* [[Kh-59 (ミサイル)|Kh-59 オーヴォト]] - (NATO報告名:AS-13 キングボルト)
* [[P-800 (ミサイル)|Kh-61(P-800 オーニクス)]]
 
{{CHN}}
* [[YJ-8_8 (ミサイル)|YJ-8]]
* [[HY-2_2 (ミサイル)|HY-2]]
 
}}