「ヒペリオン (衛星)」の版間の差分

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== カオス的自転 ==
[[1981年]]、[[ボイジャー2号]]がヒペリオンのいびつな形を初めて間近に観測したとき、予想されたものとは違ってその最も長い軸は土星を向いていなかった。 また、いびつな形にもかかわらず、多くの衛星で見られるように[[潮汐力]]によって同じ側を母星に向けて公転しておらず、[[自転周期]]が[[公転周期]]と異なっていることが判明した。
 
この奇妙なヒペリオンの自転をボイジャーの画像から分析したウィズダムらは、すぐ内側をほぼ 3/4 の公転周期で周る巨大な[[タイタン (衛星)|タイタン]]の影響によって、自転が単純な回転ではなく[[カオス理論|カオス]]系になっていると予測した<ref name="Wisdom83">{{cite journal