「黒板消し」の版間の差分

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== 使い方 ==
使用方法はいたって簡単であり、チョークで書かれた場所の上をなぞるだけでよいが、より黒板をきれいにするためには、黒板の全域を、そこにものが書いてあるかないかにかかわらず縦方向なら縦方向、横方向なら横方向になぞっていくのがよい。黒板消し自体にチョークの粉が付着しすぎてしまうと、却ってその粉が黒板につき黒板が汚なく見えてしまうことがあり、黒板を拭く前に黒板消しをまずきれいにしておく必要性がある。黒板消しからチョークの粉を取り除ききれいにするには、黒板消しを掃除するための機械(クリーナー)を使う方法がある。そういったものがない場合は窓の外などで黒板消しを2つ手にして叩き合わせる光景も見られたが、この方法は粉が舞うのでできるだけ避けるべきである
 
=== 悪戯の道具 ===
叩くと白い粉がでる事からしばしば[[悪戯]]の道具にも使用された。教室の入り口のドアの上部に黒板消しを挟み、ドアを開けた者の頭の上に黒板消しが落ちる仕組みである。現代では行う者が少なくなった古典的な悪戯でもある。ただしドアの構造上、悪戯の対象者の頭に落ちることはほぼありえず、基本的に手を汚す程度である。
 
== その他 ==
=== ラーフル ===
メーカーなどの業界内、取り扱う文具卸しなどでは一般的に「ラーフル」と呼んでいる。一部の地域(主に[[鹿児島県]]・[[宮崎県]])及び[[愛媛県]]などでは一般人でも黒板消しではなくラーフルと呼ぶことが多い。普通名詞として商品名にも使われている<ref>(例:[http://www.rikagaku.co.jp/items/kokubanlist.htm| 日本理化学工業株式会社の商品紹介ページ])</ref>。これについては[[鹿児島工業高等専門学校]]教授であった[[上村忠昌]]の論文「[http://www.osumi.or.jp/sakata/hougen/raful.htm ラーフル考]」に詳しい。それによるとラーフルの由来は[[オランダ語]]のrafel(ボロ布)である可能性がある。ラーフルの意味がわからなかった一部の教員が使い方そのものを表す「黒板消し」という言葉を使い始めたことが、わかり易さも伴って全国的にひろまったようである。戦前までは「ラーフル」という呼び方が全国的に主流だった。
 
=== クリーナー ===