「寿夢」の版間の差分

寿夢には4人の子がおり、それぞれ[[諸樊]]・[[余祭]]・[[余昧]]・[[季札]]といった。死に際し、寿夢は兄弟の中で最も優秀な末子の季札に跡を継がせようと考えたが、季札は兄たちに遠慮してこれを辞退した。そのため、寿夢の死後は王位を兄弟間で順番に継承する方式を採った<ref>『春秋左氏伝』では、[[呉王僚]]は「寿夢の子」（『[[史記]]』呉太伯世家では孫）である、と記されている。</ref><ref>同じく『春秋左氏伝』で、'''蹶由'''（季札?）という息子がおり、[[紀元前537年]]の[[余昧]]の在世中に[[楚 (春秋)|楚]]に労いの使者として派遣されるも、の[[霊王 (楚)|霊王]]の捕虜になったと。歳月は流れ、[[紀元前525年]]に楚を攻めた呉王僚の在世中に釈放された、記されている。</ref>。