「ボリビアの国道」の版間の差分
スペイン語版の訳出。原本情報はノートに記載。 |
(相違点なし)
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2011年7月3日 (日) 13:37時点における版
ボリビアの国道は、ボリビアの国家が管理する道路で、国の基本交通網を成す。
2010年11月時点において、総延長は69,820Kmとなっている。
アスファルト区間 | 高速道路 | 複線区間(自動車道) | 砂利区間 | 土区間 |
---|---|---|---|---|
10,041 Km | 30 Km | 108 Km | 27,928 Km | 37,969 Km |
45の国道が制定されており(2009年時点)、1-99の番号を用いて、公式には "F-??" と表記される。 国道にはこの番号を表記した標識が立てられている。標識は、上部に大文字で"BOLIVIA"と表記され、その下に国道番号が記されている。国道番号は整備完了の順番に従って番号が振られた。
主要国道の一覧
標識 | 路程 |
---|---|
F-6 | |
F-7 | |
F-10 |
国道1号
ボリビア国道1号線は、総延長 1215kmで、ラパス県、オルロ県、ポトシ県、チュキサカ県、タリハ県を通り、ペルー国境のデスアグアデロ (Desaguadero) からアルゼンチン国境のベルメホ (Bermejo)を結ぶ。 全区間がアスファルト化されている。
アルゼンチン側では、アルゼンチン国道50号線と接続している。
この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。
通過都市
ラパス県
- 0km: デスアグアデロ (Desaguadero)
- 24km: グアキ (Guaqui)
- 95km: ラパス
- 193km: パタカマヤ (Patacamaya)
- 214km: シカシカ (Sicasica)
- 220km: ラウチャカ (Lauchaca)
オルロ県
- 283km: カラコリョ (Caracollo)
- 324km: オルロ
- 354km: マチャカマルカ (Machacamarca)
- 377km: ポオポ
- 404km: パスニャ (Pazña)
- 440km: チャリャパタ (Challapata)
ポトシ県
- 643km: ポトシ
チュキサカ県
- 826km: カマルゴ (Camargo)
タリハ県
国道2号
ボリビア国道2号線は、総延長155kmで、ラパス県西部を走る。ペルー国境のカサニ (Kasani)とラパスを結ぶ。 全区間アスファルト化されている。
この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を北西から南西の順に記す。
ラパス県
国道3号
ボリビア国道3号線は、総延長602kmで、ラパス県、ベニ県を走る。 ラパスとトリニダを結ぶ。
この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を南西から北東の順に記す。
ラパス県
ベニ県
- 321km: ユクモ (Yucumo)
- 372km: サンボルハ (San Borja)
- 510km: サンイグナシオ・デ・モホス (San Ignacio de Moxos)
- 602km: トリニダ
国道4号
ボリビア国道4号線は、総延長1,657kmで、国を東西に横断している。オルロ県、ラパス県、コチャバンバ県、サンタクルス県を通り、チリ国境のタンボ・ケマド (Tambo Quemado) からブラジル国境のプエルト・ブッシュ (Puerto Busch) 近郊にあるコンセプシオン川 (Concepción)を結ぶ。
チリ側ではチリ11号線 (Ruta 11-CH)に接続する。
パタカマヤ (Patacamaya) からカラコリョ (Caracollo) までの90kmの区間は、国道1号を通る。
この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を西から東の順に記す。
オルロ県
- 93km: クラワラ・デ・カランガス (Curahuara de Carangas)
ラパス県
- 189km: パタカマヤ (Patacamaya)
オルロ県
- 189km: カラコリョ (Caracollo)
コチャバンバ県
- 339km: パロタニ (Parotani)
- 345km: シペシペ (Sipe Sipe)
- 357km: ビント (Vinto)
- 364km: キラコリョ (Quillacollo)
- 377km: コチャバンバ
- 393km: サカバ (Sacaba)
- 430km: コロミ (Colomi)
- 539km: ビリャ・トゥナリ (Villa Tunari)
- 573km: チモレ (Chimoré)
サンタクルス県
- 715km: ビリャ・ヘルマン・ブッシュ (Villa Germán Busch)
- 724km: サンフアン・デ・ヤパカニ
- 746km: ブエナ・ビスタ (Buena Vista)
- 797km: モンテロ
- 821km: ワルネス (Warnes)
- 852km: サンタクルス
- 870km: コトカ (Cotoca)
- 899km: プエルト・パイラス (Puerto Pailas)
- 913km: パイロン (Pailón)
- 1.129km: サンホセ・デ・チキトス (San José de Chiquitos)
- 1.261km: ロボレ (Roboré)
- 1.500km: プエルト・スアレス (Puerto Suárez)
国道5号
ボリビア国道5号線は、総延長896kmで、サンタクルス県、コチャバンバ県、チュキサカ県、ポトシ県を通り、国道7号のラパリサダ (La Palizada)とチリ国境の60番境界とを結ぶ。
この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を北東から南西の順に記す。
サンタクルス県
- 42km: サイピナ (Saipina)
コチャバンバ県
- 129km: アイキレ (Aiquile)
チュキサカ県
- 269km: スクレ
ポトシ県
国道6号
ボリビア国道6号線は、総延長976kmで、チュキサカ県、サンタクルス県、ポトシ県、オルロ県を通り、パラグアイ国境のビリャソン (Villazón)と国道1号のマチャカマルカ (Machacamarca)を結ぶ。
スクレより東側の区間は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。 また、スクレより西側の区間は、2001年5月23日の2,204号法律によって国家基本交通網に加えられた。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を、南東から北西の順に記す。
チュキサカ県
1,000人以上の人口を持つ都市は通過しない。
サンタクルス県
チュキサカ県
- 326km: モンテアグド (Monteagudo)
- 456km: パディリャ (Padilla)
- 488km: トミナ (Tomina)
- 531km: スダニェス (Zudañez)
- 576km: タラブコ
- 615km: ヤンパラエス (Yamparaez)
- 643km: スクレ
ポトシ県
- 703km: ラベロ (Ravelo)
- 720km: オクリ (Ocurí)
- 885km: ウンシア (Uncía)
- 898km: リャリャグア (Llallagua)
- 905km: シグロ・ベインテ (Siglo XX)
オルロ県
- 954km: ワヌニ (Huanuni)
- 976km: マチャカマルカ (Machacamarca)
国道7号
ボリビア国道7号線は、総延長488kmで、大部分が舗装されている。 ボリビアの中央部を走り、コチャバンバ県とサンタクルス県にまたがっている。コチャバンバとサンタクルス市街地に近い国道9号のエルカルメン (El Carmen)を結ぶ。
この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を西から東の順に記す。
コチャバンバ県
サンタクルス県
国道8号
ボリビア国道8号線は、総延長696kmの砂利道である。ボリビア北部のベニ県内を走り、グアヤラメリン (Guayaramerín)と国道3号のユクモ (Yucumo)を結ぶ。 マモレ川を挟んでブラジル国境となっている。
この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を北から南の順に記す。
国道9号
ボリビア国道9号線は、アルゼンチン国境のヤクイバ (Yacuiba)とベニ県のプエルト・ウスタレス (Puerto Uztares)を結ぶ。
ほぼ全区間に渡って舗装されているが、トリニダとプエルト・ウスタレスの間は砂利道である。
しかし、「両大洋間横断道路(北道)」の一部として、舗装が計画されている。
国道10号
ボリビア国道10号線は、総延長774kmで、ボリビア東部のサンタクルス県を走る。 ブラジル国境のサンマティアス (San Matías)とピライ植民地 (Colonia Piraí)を結ぶ。
サンラモン (San Ramón)とロストロンコス (Los Troncos)地域の54kmは国道9号を使う。
ブラジル国境より先は、ブラジル070号線 (BR-070)に接続し、ブラジリアまで続く。
サンマティアスからグアビラ (Guabirá)までの東西の区間は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一部に定められた。 北に延びるピライ植民地までの残りの区間は、2002年7月19日の法令26,709号によって国家基本交通網に含められた。
2007年12月16日に、ボリビア、ブラジル、チリの3国はラパスにおいて署名をし、この道路を「大洋間横断道路」の一部とする事に合意している[1]。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を記す。
- 0km: サンマティアス (San Matías)
- 310km: サンイグナシオ・デ・ベラスコ (San Ignacio de Velasco)
- 392km: サンタロサ・デ・ラスロカ (Santa Rosa de las Roca)
- 474km: コンセプシオン (Concepción)
- 535km: サンハビエル (San Javier)
- 560km: サンタロサ・デ・ミナ (Santa Rosa de la Mina)
- 577km: サンラモン (San Ramón)
- 607km: オキナワ
- 620km: ロスチャコス (Los Chacos)
- 648km: グアビラ (Guabirá)
- 661km: ヘネラル・サアベドラ (General Saavedra)
- 675km: ミネロス (Mineros)
国道14号
ボリビア国道14号線は、総延長396kmで、ポトシ県の東部を走る。 アルゼンチン国境のビリャソン (Villazón)と国道1号のクチュ・インヘニオ (Kuchu Ingenio)を結ぶ。
2009年にアスファルト化が始まり、110mの橋を架けて近道が作られた[2]。 このアスファルト化は2010年9月30日に終わった。
この道路はアルティプラーノにあり、海抜が2,000m以上の場所にある。
アルゼンチン側ではアルゼンチン国道9号に接続している。
この道路は、1998年8月31日に法令25,134号によって国家基本交通網の一つに定められた。
通過都市
本線が通過する人口1,000以上の都市を南から北の順に記す。
ポトシ県
- 0km: ビリャソン (Villazón)
- 92km: トゥピサ (Tupiza)
- 179km: サンティアゴ・デ・コタガイタ (Santiago de Cotagaita)
- 396km: クチュ・インヘニオ (Cuchu Ingenio)
出典
- ^ Dirección Nacional de Fronteras y Límites del Estado de Chile (2007), Declaración de La Paz
- ^ http://www.eldiario.net/noticias/2009/2009_07/nt090711/1_02opn.php
参考文献
- Administradora Boliviana de Carreteras (2006), Rutas y longitudes