「ジャルパック」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
しまあじ (会話 | 投稿記録)
エラーを対処、内容には関与せず
Volksoper (会話 | 投稿記録)
38行目:
[[2000年]]から[[2001年]]にかけて国内各地の支店業務をJALセールスネットワーク(JSN)へ業務委託した。[[2002年]]の日本航空による[[日本エアシステム]]の実質的な吸収合併([[日本航空システム]]発足)に伴い、JALセールスネットワークは[[JALセールス]](JSA)へと組織変更したが、この時期は日本航空グループが販売体制の模索をしている時期で、JALセールスはジャルパックだけでなく日本航空本体の契約旅行会社への営業も担当するようになった。しかしこの一元セールス方式は社内からも社外からも不評で、[[2006年]]に日本航空グループの販売体制再編に伴い、[[札幌市|札幌]]、[[東京]]、[[名古屋]]、[[大阪]]、[[福岡]]地区の支店業務をジャルパックへ戻した。尚、2010年2月以降、再度の販売体制再編に伴い、国内拠点は本社(東京)のみとなった。
 
日本航空グループの国内旅行部門『ジャルステージ』『ふらり』『JMBツアー』『JAL旬感倶楽部』を担当する株式会社'''[[ジャルJALツアーズ]]'''(以前の国内旅行開発株式会社株式会社ジャルストーリーと旧[[日本エアシステム]]系の[[ジャスナイスウイング]]が[[2003年]]に合併)は当初より別会社であり、先のJALセールスは日本航空グループの営業担当会社という位置付けから離れ、旧[[ジャルトラベル]](以前の[[ジャパンツアーシステム]](JTS))の流れを汲む日本航空グループの旅行代理店として現在に至っている。ジャルパックやJALツアーズ商品を自社で販売または市中の旅行会社へ取次する他、「JAL紀行倶楽部」というブランド名で国内[[パッケージツアー]]/[[フリープラン]]を自社企画し、市中の旅行代理店経由で発売している。「JAL紀行倶楽部」はJALツアーズの商品と内容が酷似しているため、混同しないように注意が必要である。<br>
また、日本航空の市内カウンター(旅行商品も販売する)「[[JALプラザ]]」は東京・大阪が「[[JALナビア]]」、札幌は「[[JALセールス]]北海道」が運営を担っている。
 
2011年4月1日をもってジャル株式会社JALツアーズと合併した。存続会社はジャルJALツアーズで、合併時にジャルパックに社名変更する(いわば[[逆さ合併]])。そのため旅行業の登録番号はジャルJALツアーズが持っている第705号となった。
===専業ホールセラーからの転換===
ジャルパックはその成り立ちから自社販売店舗を持たず専ら他旅行会社に販売を委託する、いわゆる専業ホールセラーであったが、近年の顧客のパッケージツアー離れとそれに対応するための旅行会社の顧客の囲い込みや自社商品の直販重視の動きは、ジャルパックに従来のホールセラー専業からの転換を促した。その新しい方向性の一つが[[ツアーオペレーター]]事業であり、もう一つがインターネットによる直接販売である。
47行目:
日本の旅行会社が海外旅行の手配を行なう場合、直接海外の[[ホテル]]や[[バス_(交通機関)|バス]]会社などと連絡しあって手配することはまれで、[[ツアーオペレーター]]と呼ばれる海外旅行の手配を専門に行なう会社に手配を委託するのが一般的である。ジャルパックは世界各地にこの手配を行なうための子会社を多数持っているが、このネットワークを利用してジャルパックのパッケージツアーの手配だけではなく、他の旅行会社から委託を受けて他の旅行会社のツアーや個人旅行の手配も行なうようになった。長年のホールセラー事業で手配の実績があるジャルパックに自社の手配を委託する旅行会社は多く、現在ではこのツアーオペレーター事業はホールセラー事業と並んでジャルパックの経営の柱の一つとなっている。
====インターネット販売====
[[インターネット]]の発達による[[B2C]]の流れは、自社販売店舗を持たないジャルパックにもリテーラーに頼らず直接ツアーを顧客に販売する道を開いた。ジャルパックは直販サイト「[[eトラベル]]( http://www.etravel.co.jp )」を[[1999年]]5月に立ち上げ、自社の海外旅行はもちろんのこと関係会社のアジア旅行開発株式会社の[[中華民国]](同社では「台湾」と表記)旅行やジャルJALツアーズの国内旅行、海外航空券(アクセス国際ネットワークと提携)、他社旅行周辺商品([[アップルワールド]]と提携しての海外ホテル、[[ワールドブライダル]]と提携しての海外挙式手配、[[ジェイアイ保険]]と提携しての保険商品販売)などの販売を行なっている。2004年頃より[[ジャルJALツアーズ]]の国内旅行もeトラベルでの取り扱いを開始した。(現在ではアップルワールド及びワールドブライダルとの提携は終了)なお、「eトラベル」は[[2006年]]12月に「[[JAL eトラベルプラザ]]( http://www.jal.co.jp/intltour/ 旧名称eJMBツアーデスク)」に統合・改称され、2008年9月末より[[日本航空インターナショナル]]公式サイト内の「海外ツアー」「国内ツアー」メニューへ内包された。
 
==展開ブランド==