「デスティニープラン」の版間の差分

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* 『帰ってきちゃったSEED120%』では、デスティニープランは、各人の遺伝子特性によって社会的役割を決定する究極の管理社会実現を目的とする政策で、全人類規模で人材の適材適所が実現されるため、無能な人物が不当に高い地位につくことでおこる混乱や、自分の境遇・待遇への不満からおこる争いごとがなくなるとされ、その結果二度と戦争が起こらないようにしようという政策であり、デュランダルの考えた終わらない争いを終わらせるための政策であると説明された。しかし、このプランは人間の自由意志は認められず、デスティニープランを拒否すれば社会的に抹殺され生きていけなくなると説明されている。
* <!--放映終了後に発売された-->『[[アニメディア]]』では、掲載されたインタビューにおいて特殊設定担当である[[森田繁]]によると、「デスティニープランとは何!?」との質問に対して、「デスティニープランとは、遺伝子を調査すれば職業適正でも何でもわかる、その適正を最優先させれば不満も生じない、そういう社会を作ろうという計画である。上から強制するのでは無くて、人々が自主的に賛同する形で実施するのが、デュランダルの真の狙いであり、彼はそうなるように世界を操ろうとしていた」との旨を答えている。しかし本編では、武力により力づくで反対分子を排除しようとして失敗、逆に反対勢力によって排除されてしまった。
* 2007年11月15日付で発行された『電撃データコレクション機動戦士ガンダムSEED DESTINY下巻』(メディアワークス)の「OFFICIAL REPORT」は、デスティニープランについて、「C.E.ならではの[[優生学]]とも換言できよう」と記した。さらに同書は、デスティニープランの内容自体に「プラント内から明確な反対論は聞かれなかった」とし、その理由を「遺伝子操作によって誕生した[[コーディネイターとナチュラル|コーディネイター]]にとってデスティニープランは有利に働く」からだとしている。
* 監督の[[福田己津央]]は放映終了後のいくつかのインタビューにおいて「あえてデスティニープランは間違っている内容であると、小中学生にもわかる形で描いた」「同じ遺伝子を持つ[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と違った答えを出した[[レイ・ザ・バレル|レイ]]、これはプランが間違いであったと表現したもの」と言っている。しかし「デュランダルという実行者を失ってもデスティニープランという政策自体は人々に知れ渡ってしまったので、また次の実行者が現れるかも知れず、消滅したわけではないからやっかいである」という趣旨の内容を発言している。
* オフィシャルファイルマガジン『機動戦士ガンダムSEED DESTINY OFFICIALFILE キャラ04』に掲載されたミニコーナーでは[[ラクス・クライン|ラクス]]がデスティニープランについて語る記述があり、この中でラクスは上記の「自由意思の封殺」以外にも「遺伝子レベルでの格差の発生」および「現段階における遺伝子解析技術の不確実性」と言ったその他の問題点もいくつか指摘している。
* アニメ終了後に発売された『[[スーパーロボット大戦L]]』では異世界からの侵略者である[[鉄のラインバレル|セントラル]]への防衛手段という独自の解釈がなされておりアニメでは不明瞭だった『[[SEED (ガンダムシリーズ)|SEED]]保有者による特殊部隊の設立』などプラン案もいくつか挙げられていた。
 
== 劇中での動向 ==