「放電索」の版間の差分

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[[画像:Wingletdetail.jpg|thumb|right|200px|[[エアバスA319]]の[[ウィングレット|ウィングチップフェンス]]と[[エルロン]]に取り付けられた放電索]]
'''放電索'''(ほうでんさく)は[[飛行機]]に取り付けられ、飛行中機体に蓄積する[[静電気]]の[[電荷]]を空中へ放電する装置である。英語の'''スタティック・ディスチャージャ''' (Static discharger) で呼ばれることも<!--の方が……でもない?-->多い。
 
== 概要 ==
飛行中の機体表面は空気分子や水滴、塵などとの衝突/摩擦により帯電する([[静電気]]参照)。この[[電荷]]はそのままだと蓄積限度を超えた際に翼端部などの先が尖った部分から空気中に[[コロナ放電]]されるが、放電に際してノイズ[[電磁波]]が発生するため無線等の通信機器などの電子機器に障害を引き起こす、またはその危険がある。取り付け位置や数量を考慮してこの放電索を装備することで、放電より低い電圧での放電や発生する[[電場]]を意図的にコントロール制御でき、これによりノイズ[[電波障害|電磁波障害]]を防止または軽減する。機体への[[落雷]]による電荷もここから放電する。
 
形状は一般に、直径数ミリメートル長さ十数センチメートル程度の状あるいは先端をほぐした[[ロープ]]状で、抵抗値が比較的大きなタイプと比較的小さなタイプがある。前者は主として大型機に、後者は小型機に取りつけられる。[[プロペラ機]]時代にロープ状のものが開発されたため、より高速飛行に耐える棒状のものが[[ジェット機]]用として登場したのちも日本語では「索」の字が当てられている。
 
高抵抗タイプは、主に金属製のベースと[[炭素繊維]]のブレードから成り、<!--ブレード-->原料の配合により[[電気抵抗]]値を調整する<!--MΩのオーダだったような-->。先端部に複数の棘(とげ)状部分を持つ金属製ピンが装着されている。
[[気象]]条件によっては放電索を備えていても機体表面の[[電位差]]を持つ部分にコロナ放電が発生する。操縦席風防などにも発生し、青白い光([[セントエルモの火]])として観察される。
 
[[回転翼機]]には放電索の採用例は少ない。災害人命救助などで、[[ヘリコプター]]から垂下したケーブル / フックに地上員が触れると放電([[感電]])る場合があることが知られている。
 
== 外部リンク ==
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