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{{otheruseslist|音楽用語|ファイルのフォーマット|Resource Interchange File Format|[[ファイアーエムブレム]]の登場人物|タリス王国}}
[[音楽]]に於ける'''リフ'''('''riff''')
[[ギター]]によるものが顕著ではあるが、[[ベース (弦楽器)|ベース]]や[[キーボード (楽器)|キーボード]]も少なからず用いられる。
[[デヴィッド・ブラケット]](1999)は、リフを“短旋律”と定義し、同じ頃[[リチャード・ミドルトン]](1999)は同様に“短いリズム的、旋律的、または[[和声]]的音型の繰り返しであり、楽曲の基礎構造となるもの”と定義した。[[リッキー・ルークスビー]](2002, p.6-7)は“リフとは短く、繰り返され、憶え易い[[フレーズ]]であり、ギターの低音部が良く用いられ、ロックに於けるエネルギーと興奮の中心である”と述べた。
== 歴史 ==
リフという[[スラング]]が登場したのは[[1980年代]]の事であり、ロックやジャズについて語られる場で用いられたのが最初であった。
[[チャーリー・パーカー]]の[[1945年]]の作品“Thriving on a Riff”は、この単語が一般的なものとして広まるきっかけとなった。
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リフの効用としては、繰り返し聴かせることにより、その曲の印象を強く根付かせ親しみやすくさせる。また、そのリフを聴けば曲をすぐ認識することが出来、楽曲を形作るうえでの重要な部分であるといえる。
=== 関連概念 ===
リフは、[[フィル]]――旋律の合間に奏でられる短いパッセージ――に組み込まれる事もある。関連概念であるリックとは、リフもまた繰り返されるコード進行を含むが、リックはコード進行よりも単音の旋律線と結びつくのが通例であるという点で異なる。リフ同様、リックも曲を通した基礎になり得る。もし[[フック]]の定義“楽曲を訴求力のあるものとし、目立たせる事の出来る音楽のアイディア、パッセージまたはフレーズ”、“リスナーの耳を捕らえる”を満たすのならリフはフックにもなり得る。
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リフ、リックのどちらの語も[[クラシック音楽|クラシック]]の領域で用いられる事は無い。クラシック作品に於ける、楽曲の基礎となる独立フレーズを指す場合は、代わりにオスティナートまたはシンプル・フレーズの語が用いられる。現代ジャズの作曲家達もまた、リフやリックの様なオスティナートを[[モード・ジャズ]]や[[ラテン・ジャズ]]の中で使用している。
[[Category:ギターの奏法]]
[[Category:音楽用語]]
[[be:Рыф, музыка]]
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