「ふじみ野市立大井郷土資料館」の版間の差分

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常設展示室のテーマは「みち」であり<ref>ふじみ野市立大井郷土資料館編「見学のしおり」2011年</ref>、[[旧石器時代]]からの他地域との交流や[[川越街道]]を利用した人の動きや物流で繁栄した大井宿を中心的にとりあげている。
===原始・古代===
旧石器時代の[[石器]]で、[[黒曜石]]でつくられたものは、石材を[[長野県]]の[[和田峠 (長野県)|和田峠]]や[[伊豆諸島]]のうち[[神津島]]産のものを使っていたことが確認されている。
[[縄文時代]]については、入口付近に東台遺跡から発見された[[加曾利E式|加曾利E]]Ⅳ式期の柄鏡形住居の復元模型を展示している。また、中部山岳地域を象徴する[[勝坂式]]と千葉、茨城地域を象徴する[[阿玉台式]]土器が同じ住居跡から出土するなどの事例が確認されていることを紹介するとともに階段状の後列に、縄文中期前半の勝坂式の土器が貉沢期から順番に展示され、中部山岳地域の影響を受けた[[曾利式|曾利]]系土器が続く。前列に阿玉台式土器を展示している。縄文時代中期後半の加曾利E式土器と後期初頭の[[称名寺式]]土器が原始コーナーの最後尾となっている。
 
[[古代]]コーナーは、旧[[大井町]]域で発見された[[土師器]]や[[須恵器]]を2ケースを用いて展示している。煮炊きに用いた土師器の台付甕や[[灯明皿]]として用いられた須恵器坏が展示されている。また大井の地名の由来となった大井戸が紹介されている。
 
===中世・近世・民俗===
「中世の大井」コーナーでは、はじめに大井宿の前身とみられる中世の本村遺跡から[[青磁]]碗、青磁皿、[[白磁]]皿が発見されていることから1ケースを使用して展示している。