「川俣町」の版間の差分

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[[平安時代]]から始まった[[養蚕業]]・[[絹織物]]業により「絹の里」として知られ、養蚕を伝え広めたとされる[[小手姫]]伝説が残る。<br />
近年は、絹織物業に替わって、自動車部品・電子部品製造などの工場が立地し、産業構造の変化が進んでいる。また、新たな特産物として[[川俣シャモ]]が評判を呼んでおり、PR事業として始めた「世界一長い焼き鳥」の記録争いを、[[山口県]][[長門市]][[和歌山県]][[日高川町]]と繰り広げている。
 
人口は[[1955年]]([[昭和]]30年)に約2万6千人だったが[[2010年]]([[平成]]22年)9月で1万5,558人となり、県内でも高い減少率である。
 
[[2004年]](平成16年)に[[福島市]]、川俣・当[[飯野町]]の住民有志による直接請求が出され、これに基づき、同年9月に1市2町で法定合併協議会が設置され、合併の是非も含めた協議を進めていた。しかし、翌年になって川俣町では合併に反対する動きが活発化し、[[2006年]](平成18年)[[12月1日]]に合併協議会を離脱した。なお、福島市と飯野町は[[2008年]](平成20年)7月1日に合併した。
 
[[福島第一原子力発電所事故]]の影響でにより、放射能濃度が高い山木屋地区(501世帯1,246人・2011年4月1日時点)計画的避難区域に指定されてい見通し<ref>[http://www.minyu-net.com/news/news/0417/news1.html 飯舘全村、川俣は山木屋 「計画的避難」で政府説明]福島民友 2011年4月17日</ref>
 
== 地理 ==
県庁所在地[[福島市]]の南東、[[阿武隈高地]]に位置し、町の最南端の[[日山]](天王山)で、[[双葉郡]][[田村市]][[二本松市]]との境界である。町の中心部を広瀬川が流れ、東は花塚山、南に[[口太山]]、北西に女神山がある。町の中心部からすぐ南東付近で、[[国道114号]]と[[国道349号]]のバイパスが交差し、西は福島市、北は[[伊達市 (福島県)|伊達市]]、南は二本松市に接続する。国道114号を南東に進むと、阿武隈高地を越え、[[浪江町]]に接続し太平洋に抜ける。
 
* 山:[[日山]]花塚山[[布引山 (福島県)|布引山]]女神山[[口太山]][[木幡山]]高太石山白馬石山太郎坊山舘ノ山
* 河川:[[広瀬川 (福島県)|広瀬川]]高根川女神川口太川
 
=== 人口 ===
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* [[1871年]](明治4年) 廃藩置県により福島県に属する。
* [[1890年]](明治23年) 郡制が敷かれ伊達郡となる。
* [[1955年]]([[昭和]]30年)[[3月1日]] - 伊達郡川俣町富田村福田村小島村飯坂村小綱木村大綱木村安達郡山木屋村が合併し、川俣町となる。
 
== 産業経済 ==
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=== 商業 ===
戦前に絹織物業とともに発展した商店街は、人口減少とモータリゼーションの進展に伴い、減少を続けている。
一方、近年、整備された国道114号線沿いに中規模DIYショップ等が次々と立地し、近隣町村からの消費者を呼び込んでいる。