「東洋文庫 (平凡社)」の版間の差分

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{{Otheruses|'''平凡社が刊行する叢書'''|東洋学専門図書館の'''財団法人東洋文庫'''|東洋文庫}}
'''東洋文庫'''(とうようぶんこ; The Eastern Library)、あるいは'''平凡社東洋文庫'''(へいぼんしゃとうようぶんこ)は、[[平凡社]]が刊行する[[叢書]]シリーズである。[[1963年]]に創刊され、[[2010年]]には、800冊目のタイトル(書目)が出版された。
 
== 概要 ==
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== 特色 ==
「東洋」という名に象徴されるように、東洋の古典的遺産を日本・中国・韓国はもちろんインドや中近東、中央アジアまで広く東洋の古典的遺産を紹介しようという意図で1963年に創刊された。
 
一般的な古典文学全集と異なり、伝記や自伝、旅行記、戦記や日記といった必ずしも文学史のなかにきちんと位置づけられていない古典作品をも収録するのも特徴である。国内の作品を挙げると、[[長岡藩]]士「[[河井継之助]]」(司馬遼太郎『峠』の主人公)の日記『塵壺』、幕末の英国外交官である[[ハリー・パークス]]の伝記である『パークス伝』、近世の旅行家菅江真澄の『菅江真澄遊覧記』など。