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== 古代の冒険 ==
文書で残された最初の冒険といわれるのは、[[ギルガメシュ叙事詩]]だろう。古代にはその他にも報告として残されている冒険がいくつかある。例を挙げれば、古代地中海世界での屈指の冒険的な事件、[[トロイア戦争]]の経緯とその後日談を描いた「[[イリアス]]」、[[オデュッセイア]]がまず挙げられるだろう。後者は、[[トロイア]]戦役]]からのギリシア軍の参謀役であった[[オデュッセウス]]の帰国の旅を描いたもので、当時の海洋航海の危険を虚実取り混ぜて描いている。同じく[[ギリシア神話]]の中の冒険としては、[[アルゴナウタイ|アルゴー遠征隊]]の冒険が、物語や映画にもなって広く年齢を超えて、古代の冒険としては親しみのあるものになっている。
アジアでも、秦の時代、[[徐福]]が不老不死の薬を求めて、日本などに遠征の旅に出されている。
また、戦争や戦役を重ねての個人史の記録もまた、冒険的な日々を物語るものと考えられるなら、[[ガイウス・ユリウス・カエサル|カエサル]]の『ガリア戦記』もこの方面の最も古い記録として留意されるべきだろう。