「非破壊検査」の版間の差分

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: PTは材料表面に発生した表面開口きずに浸透液を浸透させ、浸透液を[[毛細管現象]]により表面に吸い出し、拡大されて現れた指示模様を観察して表面きずを調べる方法。材料の表面粗さの影響を受け、表面粗さが荒い場合は適用困難。発泡体や内部きずの検査は適用不可。
; [[サーモグラフィ試験]] (IRT<nowiki>: </nowiki>Infrared Ray Testing)
: IRTは特殊な[[赤外線]][[熱画像]]カメラ ([[サーモグラフィ]]) を使って、機器・設備・建築物などの表面温度分布を分かりやすく映像としてイメージ化する、非破壊・非接触型の検査診断手法のこと。医療分野に止まらず欧米では電気設備・建築建造物の診断などを対象に広く普及が進んでいる。対象物に触れずに異常の有無を手軽・正確に検査診断できるので、打診法などの直接的なビル建物検査診断では診断者や通行人に危険が及ぶようなケースや、設備の操業を止めたくないフルタイム稼働工場の盤診断などに効果的。目の届かない内壁を複雑に迂回する漏水調査にも効果を発揮する。
; [[赤外分光法|近赤外分光法]]
: 近赤外分光法は赤外分光法のうち、透過性に優れた近赤外光を用いた方法。分光技術の進歩から実用レベルの測定が可能となっており、果物類の[[ショ糖濃度|糖度]]の検査などで用いられている。