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[[ファイル:Potato_-_Amyloplasts.jpg|thumb|ジャガイモの細胞に含まれるアミロプラスト]]
'''アミロプラスト'''(Amyloplast)とは、[[プラスチド]]内にデンプン粒を含む[[細胞小器官]]。[[白色体]]の一種であり、[[サツマイモ]]の塊根や[[ジャガイモ]]の塊茎、[[イネ]]、[[コムギ]]子実の[[胚乳]]、[[マメ科]]の子葉など、[[デンプン]]摂取を目的とした可食部には多くみられる。
 
一般的に、アミロプラストはプラスチド内に複数のデンプン粒をもつ複粒のアミロプラストと、プラスチド内に1つのデンプン粒しか含まない単粒のアミロプラストが存在する。普通、イネの胚乳では複粒のアミロプラストがみられ、コムギの胚乳では単粒のアミロプラストがみられる。形状も植物の種や、組織によって様々なものが観察されており、コムギの胚乳内では、どら焼きの様な形の大型のアミロプラストと、丸い小型のアミロプラストが混在している。可食部以外にも、[[根]]、[[葉]]、[[茎]]などで観察される。
 
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[[Category:植物学]]