「空想的社会主義」の版間の差分

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語義上は歴史上のどの時点の人物であっても空想的社会主義者であってもいいわけだが、この語は[[19世紀]]の最初の四半期に生きていた空想的社会主義者にもっとも頻繁に適用される。19世紀中頃から、他の系統の社会主義が空想的社会主義を知的発達と支持者の数において圧倒しはじめる。空想的社会主義者は現代の共同体や社会運動、例えば[[オープンソース]]運動や[[:en:Techno communism|Techno communism]]の形成にとって重要だった。
 
その「空想的」なる名称から否定的な印象があるが、「科学的」を自称するマルクス主義を標榜する社会主義国家が次々と崩壊・挫折していく一方で、シャルル・フーリエのように20世紀以降において再評価される思想家もいる。また、[[協同組合]]運動については、その源流を[[ロバート・オウエン]]としており、オウエンの思想は順当に発展していったとも解釈できる。あくまでこれらの思想を「空想的社会主義」とし、「科学的社会主義」よりも前段階の古い未熟な思想とするのは「科学的社会主義」の立場からの主張にすぎない。そもそも当のエンゲルスも、その著書において「空想的社会主義」の思想や実践の意義に一定の評価を与えている。
 
== 脚注 ==
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