「リージョンコード」の版間の差分

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テレビゲームのリージョン制限について加筆
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リージョンコードを採用している規格では、商用パッケージソフトのリージョンと利用する機器のリージョンが一致しないと再生できないよう制限される場合が多い。理論的にはこの[[制限|規制]]によって販売者が地域ごとに内容、発売日、[[価格]]を調整できることになる。
 
リージョンコードは[[コピーガード]][[技術]]ではなく再生を[[制限]]するもので、元々[[テレビゲーム]]業界において導入されたものである。なお、ゲーム業界の場合、[[英語圏]]では「[[:en:Regional lockout|regional lockout]]」とも呼ばれる。
 
==DVD-Video==
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Blu-ray Discやネット配信が普及している上に、今後新たなるソフトの発売の可能性は絶無であり日本国内市場において幻のビデオ規格扱いされるものと思われる。
 
== コンピュータテレビゲーム ==
[[ゲーム機]]においてもDVD-Videoのように地域別再生制限がかけられているものがある。ただしリージョンが、その区分はDVDのリージョンと共通ではない。また、少なくとも日本においては、一般的な店舗に輸入ソフトが並ぶことはまず無いため、普通のユーザーがリージョンを意識する機会はほとんど無い。
 
[[ロムカセット]]が主流だった時代には、例えば[[任天堂]]の[[スーパーファミコン]]と[[SNES]]など売地域ごとに形状を変えて本体への挿入を物理的に不可能と難しくすることにより、他地域で発売されたソフトのプレイを制限する例が多かった<ref>[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]と[[Nintendo Entertainment System|NES]]の場合、初期型NESでは[[:en:Regional converter|コンバータ]]を本体とゲームカセットの間に差し込むだけで(NESの蓋が閉まらなくなるものの)ファミコンのゲームもプレイできたが、後期型NES(外見上は初期型と同じ)では起動しなくなった。スーパーファミコンとSNESの場合、相互互換を可能にするコンバータがあったが、後発のSNESソフトにはそのコンバータの機能をブロックするための金具が付けられているものがあった。</ref>。光ディスクが採用されてからはソフトウェア側でリージョンを設定することが一般的となった。例えば[[プレイステーション]]・[[プレイステーション2]]・[[ニンテンドーゲームキューブ]]・[[Wii]]・[[Xbox]]・[[Xbox360]]などはソフトウェアとハードウェアの両方にリージョンが設定されている。ソフトのリージョンとゲーム機本体のリージョンが一致しないと起動することができないが、DVDプレイヤーの例と同様に制限を無効化する手段が非公式に用いられている<ref>本体を改造するなどした場合、メーカーによる[[保証]]が無効になる。</ref>
 
一方で、リージョンが設定されていない、あるいは設定自体はあっても制限されないゲームソフトやゲームハードも存在する。そのため、品薄になっていたり、物価や[[為替レート]]の関係で日本での販売価格より安くなっている、日本国外向けモデルを海外から[[輸入#並行輸入|並行輸入]]して販売する例が見られる<ref>並行輸入されだし、商品はメーカーによる保証の対象外問題がある。</ref>。[[ゲームボーイ]]・[[ゲームボーイアドバンス]]・[[ニンテンドーDS]]([[ニンテンドーDSi]]・[[ニンテンドーDSi|ニンテンドーDSi LL]]・[[ニンテンドー3DS]]は除く)・[[プレイステーション・ポータブル]]・[[プレイステーション3]]は、日本仕様のゲーム機であっても、例えばアメリカで発売されているほとんど全てのゲームソフトをプレイすることができる。しかしその逆の、日本版のソフトと他地域のハードの組み合わせでは起動できない場合や不都合が生じる場合もある。なお、リージョンが設定されていない場合でも、ゲーム機本体に設定のない言語(特に英語以外の言語)のソフトを使用すると、不都合が生じる場合がある。<!--DSは言語表示の問題で中国版が他国版の上位互換だったか?--><!--言語データがソフトの方に入っている場合は問題ないはず。-->
 
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