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*[[ジョン・バニヤン|バニヤン]]の小説『[[天路歴程]]』に登場する市。
*[[ウィリアム・メイクピース・サッカレー|サッカレー]]の小説およびその映像化作品。'''本項で解説'''。
*ニューヨークで1859年から1863年まで刊行された週刊誌。
*Condé Nast Publicationsが1868年から1914年まで刊行した月刊誌。1980年代に復刊。
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*[[中島賢二]]訳『虚栄の市』(岩波文庫、全4巻、2004年)
 
==映化==
この作品は何度も映画やドラマとして映像化されていて、最初のものは[[1911年]]のサイレント短編である。以下、主な作品を記す。
*[[19321923年]]、現代劇に翻案『''Vanity Fair''(邦題:[[虚栄の市 (1923年の映画)|虚栄の市]])』として映画化された。監督は[[ユーゴロイボーリン]]がベッキ、主演は監督夫人である[[メベルシャプを演じた点が注目されるリン]]
*[[1932年]]、現代劇に翻案して映画化された(原題:''[[:en:Vanity Fair (1932 film)|Vanity Fair]]'')。[[マーナ・ロイ]]がベッキー・シャープを演じた点が注目される。
*[[1935年]]、"『''[[:en:Becky Sharp"|Becky Sharp]]''(邦題:[[虚栄の市 (1935年の映画)|虚栄の市]])』として映画化された。これはLangdon Mitchell脚色による舞台劇(初演は[[1899年]])の映画化で、[[テクニカラー]]を使用した初めての長編劇映画。ベッキーを演じた[[ミリアム・ホプキンス]]は[[アカデミー主演女優賞]]の候補となった。撮影開始早々監督が急死したため[[ルーベン・マムーリアン]]があとを引き継いで完成させた。邦題は『虚栄の市』
*[[1967年]]、[[英国放送協会|BBC]]によるテレビ化作品では主演の[[スーザン・ハンプシャー]]が[[エミー賞]]を受賞した。BBCではその後も2度([[1987年]]、[[1998年]])ドラマ化している。
*[[2004年]]、[[ミーラー・ナーイル]]監督で映画化された。ベッキーは[[リース・ウィザースプーン]]。日本では『[[悪女 (2004年の映画)|悪女]]』というタイトルでビデオ発売された。