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'''乃木 静子'''(のぎ しずこ、[[安政]]6年[[11月6日 (旧暦)|11月6日]]([[1859年]][[11月29日]]) - [[
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[[日露戦争]]が開戦し、出征する希典(出征時は[[陸軍中将]])・勝典・保典(二人とも出征時は既に[[陸軍少尉]])に[[銀座]]の高級化粧品店・[[資生堂]]で1つ9円もする[[香水]]2つと8円の香水1つの計3つを購入し、贈る。当初、静子は9円の香水を3つ購入して3人にそれぞれ贈るつもりだったが、9円の香水が2つしかなかったため、9円の香水を勝典と保典に、8円の香水を希典に贈った。当時の9円というのは、成人女性が精一杯働いて稼ぐことの出来る平均給与の約2か月分に相当する。静子がそこまでして高価な香水を贈ったのは、もし戦死した後、[[遺体]]から異臭が放たれれば夫と愛息子が不憫この上ないという妻として、母親としての哀しいまでの家族を想いやる愛の表現であった。
1904年(明治37
全ての子供を先に亡くした静子は、そのショックから生きた感じを見受けられないような外見になっていたといわれる。晩年は[[盆栽]]などをわずかな楽しみとしたといわれる。
== 性格 ==
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== 関連項目 ==
=== 関連作品 ===
* [[宿利重一]] 『乃木静子』 (春秋社、1941年(昭和16年)など)
* 福岡徹 『華燭〜乃木静子の生涯〜』 (文藝春秋、1971年〔昭和46年〕)
* [[渡辺淳一]] 『静寂の声 乃木希典夫妻の生涯』 (全2巻、[[文藝春秋]]、のち[[文春文庫]])。1990年に[[テレビ朝日]]でドラマ化、主演[[緒形拳]]・[[竹下景子]]。
* [[司馬遼太郎]] 『[[殉死 (小説)|殉死]]』 現在は[[文春文庫]]ほか
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