「カルロス2世 (スペイン王)」の版間の差分

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== 生涯 ==
=== 精神疾患 ===
[[File:Carlos segundo80.png|thumb|250px|left|カルロス2世の先祖の家系図]]
カルロス2世はスペイン王であると共に、[[ナポリ王国]]、[[シチリア王国]]などの[[南イタリア]]のほぼ全土の王であった。スペインの海外領土である[[フィリピン]]や[[メキシコ]]にも勢力を及ぼした。スペイン・ハプスブルク家最後の男子であり、彼の出生をスペイン国民は喜んだ。しかし、出生時から病弱な人物であり、当時その理由は「呪いをかけられたため」と一般に考えられており、カルロス2世自身もそう思っていた。現在では、彼が病弱だった理由はおそらく[[ハプスブルク家]]の何重もの[[近親結婚]]<ref>父母は伯父と姪の関係であり、また父フェリペ4世の妹マリア・アナはカルロス2世にとって叔母であると同時に祖母でもある。曾祖父フェリペ2世も伯父と姪の結婚。詳細は系図を参照。</ref>であろうと考えられている。